上尾市 桶川市 個別指導 学習塾 セルフラーニング光塾

意欲する(3)

ひろい意味での学力と他人を思いやるココロとは相関関係があるとぼくは思う。

勉強ばかりしていては冷たい人間になるかといえばそんなことはない。

勉強には抽象的思考、論理的思考が必要だ。他人のココロについて想像してみるのにも抽象的思考や論理的思考が必要だ。

誤解をおそれずに言うなら、物語文を読んで主人公の気持ちを理解すること(国語の勉強)と、現実社会で他人のココロを思いやること(思いやり、優しさ)の双方において同じ種類の想像力や思考力が必要なのだ。

実際国語ができる子は思いやりがあり気配りがありそれが行動によく現れる。

人として尊敬したくなるような行動を示す子供ばかりだ。

日常生活でも他人を思いやり感動のある起伏のある生活をしている子は、感動するので学習意欲が高くなる。

学校の授業中も先生の言うことを目をみつめて頷きながら聞き、教科を学ぶのではなくその人が何を伝えたがっているのかをジッと集中しながら想像する。

感動しながらテンション高く、人に学ぶことができるので学力もつく。するとまたさらに思いやりや感動する力、学ぶテンションが向上し、また他人の話や書物からよく学べるようになる。

感動と学ぶ意欲とはメッサむすびついているのだと思う。

(また関連して言うなら読書するから国語ができるようになるのではない。もっと感動できるようにと、もっと勉強した結果、感動する力がつき国語ができるようになるのだ。入試国語は筆者に共感する力、主人公に共感する力、他人への思いやりを問う科目でもある。)

意欲する(4)に続く。