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中間試験の範囲表、スロウに学べる超特急

中間試験の範囲表メール

11、12日に試験のある子が5科目の範囲表をiPadから送ってきてくれた。

数学では連立方程式を3題出題、スピード重視、グラフは正確に書くこととある。

正確さ、量、スピードなどまで具体的に指示しているのは範囲表としてとてもいいものだと感動する。

逆に同じ数学でもワークを何回もやることと毎回書いている学校もある。これでは何が伝えたいのかよくわからない。

世間にはいろいろの範囲表があることだなぁ。

(先日の昌ボールに続いて、カテゴリ名は数学の山本矩一郎先生の著作からとっていることは書いていなかったので今書いた。師の本は自分が受験生だった当時大数と合わせて独学していた。グレード別シリーズと超特急シリーズが好きだった。著者名ついでだが英語は伊藤和夫先生の書かれたもので、国語は田村秀行先生のご本で独学した。鶴丸の先生方の推薦書をいくつか読みあさってみてたまたま肌にあったというだけの理由だった。どれも共通点はしつこいくわしさだった。

ご三方とも後年お会いしたときに著作から受ける印象とまるで違い驚いた。考えてみれば参考書には個人的なことは書かれていないので当たり前だけれど。数学の牛尾徹朗先生、国語の藤田修一先生、英語の山口俊治先生など他の方の本もたくさんやっていたけれど著作全部を読むほどはまったことは当時はまだ他になかった。本に学ぶ学習法のいい点は教科書で基本をやり自分の好きな本で独自の理論を心ゆくまで、ゆっくりと納得するまで戻ったり進んだり反復したりしながら学べる点であると思う。本当に基本的なこと(数学の定理の証明など)はゆっくりと学んだ方が納得できる、記憶に定着する。直接授業が受けられなくても詳しく漏れなく本に学ぶことができる。このことのメリットは計り知れない。また書店で本をじっくり選ぶ時間は受験勉強突入前の学生に与えられた至福のときだ。)