こんばん、にゃ!ぞろ目が好きなヴォクです。
たまにはセルフラーニングの話。はじめよう、新シリーズを(にゃんとなく倒置法で)。
小・中学生時代の学習をセルフラーニング式ですすめることのメリットのひとつに、本に学ぶ独学力がつくことが挙げられる。(引越しが多い、学校に行けない、先生の授業がわかりづらい、塾に行かない、などの)環境の変化に左右されず、環境に過剰に依存することなく、自分の選んだ本に学ぶことが徐々にできるようになる。
本に書いてあることは同じでもセルフラーニング値が小さいと、書物を読んで理解することが難しい。
逆に本に学ぶ力を高めていたら、たとえば高校生になってから数研のチャート式(青チャートや黄チャートやチャートワイドなど)や東京書籍のニューアクション(βなど)を読みながら、ありふれた(教科書や教科書の)傍用問題集に取り組み数学を独学式ですすめることができるだろう。セルフラーニング値が低いとそう簡単にはいかない。サクシードや4ステップ、スタンダード、ニュースコープなど同じような傍用問題集を使うのに学力差がつくというのはなんとも不思議なことである。
もっとセルフラーニング値を高めたら、半ば趣味的に、黒大数(研文書院の大学への数学)や本質の研究(旺文社)など高度に理論的な書物からさえ読んで学ぶことができるようになるかもしれない。本なら電車の移動中や風呂の中でも読める。もう少ししたら携帯電話サイズの端末でも書物を読めるのが当たり前になる時代がくるだろう。コンパクト、低価格、モバイルのユビキタス社会が実現しているのだから。
セルフラーニングのメリットの一つは本から学ぶ習慣の獲得ということにある。
(つづく)