上尾市にある学習塾|光塾

定期試験学年一位(41)

090304_0246~02.JPG模試と違って定期試験は普段の努力を見る試験。範囲も狭い。ただし作問者の癖などは大きくなりやすいためとれないときはとりにくいこともあるだろう。そうなりやすいのがマニアック社会と記述国語である。とりわけ社会の問題がヤンチャすぎて平均点がめっさ低いなんて話はよく耳にする。 いままさに定期試験真っ最中である。終わった子たちからは続々と試験結果がメールされてくる。 点数を取りきれなくてあやまるメールが目立っている。 いつも教えてもらっていたのに点数を取りきれなくてすみません、という文言のメールが目立っている。目立つというのは、いい結果はよかったと思って反省なく右から左へスルーしてしまうから目立たぬ反面、悪い結果はなんで~?なんで、なんで~?(タッチみたいにハモりで)という反省があり目立つのだろうか。 あやまるだけではダメなんよ。てか、あやまる必要はない。どこで失点したかそこをとらえたかということなんよ。 範囲はあったよね。で、試験問題が何から出題されていたのか。失点した原因は何か? 一番多い理由。たんにワークやプリントを仕上げたのが、忙しくて、2、3日前のギリギリになってギリレレのレレレのおじさん(inバカボン)になったというもの。 忙しくて? 今なんていった? たしかRさんも書かれていたが「忙しい」は禁句なんよ。そこが試験に出ることは昨年4月にはもうわかってたよね?じゃあ4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月と毎日、ワークを進められないくらいめっさ忙しかったんかな?大会の委員で毎晩忙しい?キャプテンだから毎晩忙しい?晩ご飯の用意が忙しい?洗濯が忙しい?新聞配達があるからワークをやる時間がない? 年中忙しいは言い訳じゃん?(本当に○○えもんくらいに忙しいならごめんなさい。) とくにワークというのは随分前に渡されるものだよね。 ワークやプリントの中にあった問題で失点があるということは準備不足とたたかれても反論できないよぉ(涙)そこで話は終わるんだ。わからないとかじゃない。やってなかったんだから。どうして全部をやらなかったのか、途中で投げ出した自分が嫌じゃないのか?むしろ勉強なんかより、その、「途中で半端に投げ出す姿勢」、業界用語で言うところの「半端姿勢」にサヨナラをする修業からはじめないといけないよ。 サヨナラ、さよなら、…さよならって。 サヨナラ、さようなら、…(ためてから)…、さようなら、って。 実力をつけること、難問演習をこなすこと、そういうことはもちのロンっ!まぁ大切ではあるけれど、学年一位をとる子は、まずマストアイテムを完コピするもんだ。試験範囲のワーク、ノート、プリント、教科書を丸暗記するくらいまで繰り返すもんさ。んなもん暗記して何になるの?って? 点になるの(キッパリ)。それだけ。 点をとりたくない人はそもそもこのシリーズ読んでないだろうし。 でね、ヴォクがあなたの代わりに暗記することはできないんだ。 ずぇ~~~ったいに、ズレータぃにできないんだ。ヴォクはパーマンの鼻が赤いコピーロボットではないから(パーマン?)。パーマンでもパーヤンでもないから。 その試験範囲の知識をあなたの頭の中にインプットしようとがんばることは世界であなた以外にできない。そういう感じ。ヴォクにできることがあるとすれば、覚えていますか?トントン、おぼえてるかい?って、知ってるかい?って、尋ねることくらい。 いや、ワークの問題は全部できていましたが何か?(ガン見)?と胸をはって言えるなら、それは学年一位に近付いている証。では何で失点したか、そこを見たいっ、知りたいっ、聞きたいっ!ヴォクは言いたいっ、書きタイワンっ(原ジャパンの相手かっ!) というわけでよくある失点理由その1は、ワークの完成が遅かったこと(問題外)。 そして、よくある失点理由その2が…、 実は、(ぶっちゃけて書くのははじめてですが、)ヴォクが「定期試験学年一位」シリーズを書くようになったのには、たったひとつの理由があります。大切な思い出なのでここには詳しく書けませんが、ある塾生のお母様から、「子供が『学年1位をどうしたらとれるのだろう。』『なんで私にはとれないのだろう。』と言っていた」というメエルをいただいたのです。 授業のときに見せるその子の根性とあわせてかんがみても、僕はこの子ならいつかきっと学年1位をとれるかもしれないと考え、その子が学年1位をとるまでヴォクはこの記事を書き続けよう、そう決めたのです。そのことはこれまで内緒にしておりました。本当のきっかけはそんなところでした。 ヴォクは定期試験学年1位至上主義者では本当はありません。ぶっちゃけ、暗記重視の定期試験なんかよりは、論理的思考力や表現力まで見るような実力試験で点をとる実力者であってほしい、そう考えているタイプです。ヴォクは学校の定期試験の過去問すら塾生には配布していません。でも、子供がとりたいと本気で願っているのです。応援しない理由はどこにもありません。 仕事には期限がなければなりません。定期試験も3年間で15回しかありません。学校によっては12回とか9回しかない学校もあります。そのうちにしかもできたら早い段階でとりたい。それで、授業以外のささやかな応援のつもりでこのシリーズを書いています。本人には、「読んだ?」なんて聞くことはありません。読んでいるかもしれないし、読んでいないかもしれません。そんなことより、結果として現実としてとるかどうか、それがご家族と本人とヴォクとの共通の目標なのです。もはや(いつの間にかヴォクには)485点(1教科の失点平均3点の成功レベル)をとるとか、オール5をとるかということはどうでもよくなっていました。その子の目標がそれである限りは、それしか目に入らなくなっていました。・・・ そしてその達成期限は、今年の12月です。ヴォクがその子ならこんなブログを目にしてしまったらプレッシャーでおなかがいたくなることでしょう(ヴォクは大事な大会では必ずおなかをこわしてトイレに行っていました(鬱)。)。こんな記事は応援どころか迷惑行為かもしれません。本人はモチベーションが高いのでそもそも応援が必要ないレベルです。「応援記事までは頼んでませんけどなにか?」そんな心境でしょう。その学校は模試などでは偏差値70以上の子達がうじゃうじゃいるような化け物みたいな学校のひとつです。でも、それが目標というものなのです。   ほなね。