学年よりずっと先の方まで勉強も進んでいていつでも学年一位がとれそうな子たちが来ている。
これまで最高順位が学年2位どまりだった3人。今回は一番大事な学年末試験だったが試験前ひと月もあえて自学中心にして課題はほとんど課さなかった。自分でやって勝ってほしかったから。やるべき量を今回は伝えなかった。
追加の冬期講習会なんて当然組まなかった。
結果は、3人ともまたとれず。
でも本人たちにまだ聞いていないが(無意識に決めた順位の)目標のところまではとれてるのだろうと思う。3、4番でいいかなと思ったら3、4番しかとれないものだ。
やれば必ずできるとは書かないが、4番でいいかなと思う人が1番をとれるほど勉強ってもんは浅い海じゃない。
そこから先、学年一位を目指すか否かはヴォクが決めることじゃない。目標に関してヴォクは操作しないことにしている。ヴォクが一緒に戦えるのだとしてもやっぱりどうしたいか決めるのは子供本人だって思う。
目標を決めるのは子供の権利だ、そう思う。
一番おいしいものをヴォクが決めてはいけない。
自分で決めた目標ならはずしたら悔しいが、ヴォクが決めた目標なんてはずしたところでいたくもないし。
悔しいと思っているのなら、次につながるし、まぁよかったかなと満たされているのなら次はわからないかな。
次は目標をなんと言ってくるのだろう。それを聞くのを楽しみにしてみたい。そっちはヴォクの権利。仕事だから1割義務。
話は変わるが、今回の学年末試験でも学年一位となり一年間すべての定期試験で一位を守った子がいた。MGHのひとりはその子。初MGH。
それから苦手意識があった数学で今回99点をとり、二学期期末389点から、今回468点まで上げた子がいた。この子もMGH。シリウス発展編数学を全問解くという根性を見せてくれた。
自分で決めた目標を自分で実現させる、そういうことの喜びを知ってほしいから、ヴォクは順位目標を伝えない。
ほなね。