『地図と地名による地理攻略』もまた何度でも読み返して研究したい書物の一つだ。
『新詳資料地理の研究』(センター試験「地理」の学校平均点が高い県立浦和高校の地理科指定図書。2012版が出ている。)と合わせて、地理マニア御用達。
本書(以下「地図地名」)の特徴のひとつに何度でも読み返すうちに地理に詳しくなれるように設計されているという点がある。
例えば、「地図地名」のリヴァプールには次のような記述がある。
(引用)
Liverpool マージー川河口のエスチュアリーに位置するアメリカ大陸への玄関口となった港湾都市。リヴァプール=マンチェスター運河で内陸と結ばれる。ビートルズの出身地として知られる。
(引用了)
簡潔な中に地理的歴史的エッセンスを見事に盛り込まれている。
ひとつの地名の記述を読むごとに地名と地図と地名とが芋づる式につながってゆく。
読者は赤字とか重要語とかの瑣末な(試験の)出題頻度などにとらわれることなく、ただただ繰り返しくりかえしこの地図帳を読み返し研究していくうちに地理が好きになっていくのではなかろうか。
中学生用の「中学校総復習まとめと演習地理編」と並んで地理の独学必須アイテムだ。
次回
『地図・年表・図解でみる日本の歴史 上下』は視覚的に日本の歴史(日本史)がざっくりわかるおもしろい本。
歴史といえば漫画。
『まんが攻略BON! 中学歴史』は流れしか描かれていないのですーっと頭に入る。
その他の図書など
http://selflearning.blog.so-net.ne.jp/
厳選・独学独習図書もくじ(のようなもの)
http://www.geocities.jp/papillonhikari/sab0709.html
知恵袋とアマゾン書評の方の目次も、例の問題集の大学入試問題の正解・解説執筆・編集仕事がひと段落したら作成するつもり。
ソネットのブログが消えてなくなってしまったのでリンク先がなくなっている。
記事はMacの母艦に保管しているので書き足そう。
ほなね。