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定期試験で学年1位をとるために(12)

頭がよいとおもわれている人ほど自分の頭の限界を知るものだ。

ソクラテスは汝自身を知れと言った。

頭がよいとおもわれている人ほど、自分の知識の少なさに絶望している(なぜもっとおぼえられないんだ、どうしてわからないんだ・・・)。知識の量で比べたら、頭がよいとおもわれている人すなわち学年一位の人とそうでない人とで大差はない。たかが程度の差だ。

ならば頭がよいとおもわれている人と学年一位でなかった人とでどこに絶対的な差があったというのか。頭がよいとおもわれている人は二回同じ試験をしてもやはり学年一位をとる。負けない。

どこに差が?

それは頭をつかいこなしているか、100パーセントで思考できるかの差だ。

頭がよいとおもわれている人は知識は多からずともそれをフル回転させる。知っていたことを使ってまるで判を押すように正確な出力を行う。まるでマシーンのように。

自分がどこで誤解しやすいかを知り、間違いやすい場所では慎重にゆっくりと、ユツクリと、ゆく~りと、速度を落とし、落とすどころか後戻りさえし、二度確認までが意識的にできる。

車の運転に似ていないか。事故をしないのはペーパードライバーだからではもちろんなく、あぶないポイントを予測できるからなのである。

どこで間違いやすいのか汝自身を知ること、それが頭がよいとおもわれている人と学年一位でなかった人との差を作るのだ。

定期テストで学年1位をとるために(13)へ続く。