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靴が脱げても脱げなくても

080820_0151~01.JPGかつてマラソンの谷口選手はマラソン中に靴が脱げたまま、最後まで走り抜いた。 インタビューでいわく、「靴が脱げちゃいました」。 北京オリンピックの5000mで他の選手と接触して左足の靴が脱げた彼も最後まで走り抜いた。「靴が脱げても脱げなくても…」というコメントに心震えた。 目標があるのに全力を出さないで過ごすと、たとえ結果オーライでも一生後悔する。 たとえば入試に合格したにしても試験の準備に全力を出さずに合格する場合だってある。下位で合格してしまう場合だってあるから。こういう場合は全く満足感も持続しない。下位合格だからじゃない、本気を出せなかった自分をいつか本気になった自分が馬鹿にし続けるからだ。未来の自分に笑われる。ずっと後悔する。 準備に長い間、全力をつくすこと、最後までやり抜くこと、それが本当にたいせつなことなんじゃないかな。 もちろん目先のテスト結果だって大事は大事。でももっとずっとたいせつなことがある。30になったときにもっとやっておけばよかったと悔やむのか、それともあのときは最後までベストを尽くした。キモティ~~~!!って思えるのかは他でもなく自分のがんばりだけに左右される。限界なんかないけど限界と思うところまでやり抜くこと。 試験結果だけでなく準備のベストを尽くすこと、そういうことを考えながら、勉強してる人がいる。 イチローもこう言っている。 「僕なんて、まだできてないことの方が多いですよ。でも、できなくて良いんです。だって、できちゃったら終わっちゃいますからね。できないから、良いんですよ。」(イチロー) 「グラウンドの上でのベストのため、自分でやれることはすべてやる。」(イチロー) 毎日が戦いだ。 靴が脱げても脱げなくても、戦いだ。 靴が脱げても力走を続けた松宮隆行選手の記事はこちらです。