上尾市 桶川市 個別指導 学習塾 セルフラーニング光塾

のび太勉強しなさい、カツオ勉強しなさい(4)。

ぼくの母は一緒に暮らした期間は飛び飛びだが、のび太やカツオのママ(カツオにママがいるのかという突っ込みはいらない)がよく言う例のセリフを言ったことがなかった。

その代わりに、ラ・サール中学を受けなさい、鶴丸高校に行きなさい、東京大学に行きなさいは小さい頃から段階に応じてか?よく言われた。

さらには弁護士になりなさいと、ことあるごとに言われた。きっと他に思い付かなかったのだろう。

よくもまぁあんなにしつこく繰り返せるもんだ。ぼくはなりたくない職業や行きたくない学校がおかげですぐに決まった。母の言わないコースを探したりした。目標設定ができてよかった。

ぼくはよく反抗したもんだ。

受けないよとかならないよとばかり言っていた。

ただし力があることは見せつけたかったので逆に隠れて勉強した。合格して自分の行きたいところに進むのを目標にした。

勉強は放っておいてもやるものだ。でも目標は、情報をあたえなければ持つことも変えることも子供にはできない。井戸の中から見える世界の範囲は狭いものだ。

子供の本能は勉強。子供は自ら勉強する。それは本能だ。

のび太のママは基本的なところで間違っている。言うべきは行動の言葉ではなく目標の言葉なのだ。

行動についていいたいのならなぜ必要かまでその三倍の時間をかけて説明しなければ意味がない。

☆をつかめて人生が楽しくなって☆をつかめてあなたのしたいことができて☆をつかめて楽(←最近行ってない、やばい)ができるから勉強しなさい。行きたい時に旅行にいけるのよ。食べたい時にたべたいでしょ?人が困ったらたすける余裕がほしいでしょう?私やお父さんみたいになりなさんな(方言で)。馬鹿をみるよ。

こんな風にして、せめて三倍の目標言葉を付け加えたいものだ。

のび太ママ(5)へ続く