小学生の続ける習慣。
ひとつのテスト内容は60分から180分くらい練習すれば身につくような内容になっている。
週に3つずつ続けて続けるうちに実力が積み上がってゆく。
積み上がってくるとやらない自分休む自分が嫌になってくる。
エクセル君かぞえによると100連や200連続の子が多くなってきた。
はじめは100連を目安にしていたのだが3つとも満点クリア(トリプルクリアン)というところを目標に毎週毎週練習をがんばっている子たちを見ていると、もう100連なぞを目標にするのはやめようと思うようになった。
そういうキリのいい数字を達成してみたところでなんのことはないしそんなささいなギネス記録よりも頭がよくなるという単純なトレーニング成果の方がずっとうれしいもんだ。
そういうことがあるのでセルフラーニング○が身についたかどうかは記録ではなく姿勢で確認して終わりとすることにした。
数字なら全国模試でも学校の定期テストでもいくらでも見られるし何より87連、156連、198連と数字自体がいつでも状況を示している。
光では数字には見えない習慣的な姿勢も測定してみることにしよう。
暗記ノルマとは別に小学生の数学ではいちばん早い子がベクトルの鉄人になった。
彼女は勝手に本をすすめてきてどうしてもわからないところだけを質問する。
将来の目標が決まっていて数学と物理を独学している。
どうしてそんなに勉強するのかと思うこともなくなった。
ただおもしろいのだろう。
今日の高校3年生。全国模試結果をもってきてくれた。
彼はセルフラーニング◎が身についている。先の夏休みの1週間で数学を自学自習で150題解いたり他の科目も合わせてスパートをかけた。同じ本を3周も4周も繰り返した。微分積分の問題がスラスラ解けるようになった。
塾へくる度、「毎日が勉強だけの同じ生活だった」と話していた。
秋の模試では結果も出た。最大規模の全国模試、河合塾の全統記述模試では数学でもSランクを叩き出した。他の教科もわるくなかった。
でもそれはとても普通のことのように見えた。
練習をやった分実力が返ってくる。
試験で自分の力を出したら結果になる。