lionさんがよく書かれている。毎日やりなさい、と。
一夜漬けは定期試験には効くかも知らん。ちょっとは。でも実力にならない。要領よく覚えたものは使われないうちにすぐに消えてなくなる。
逆に苦労して何回も真剣に自分の手で考えたことは一生なくならない。
仮に忘れても取り戻しやすい。
まるでテニスのフォームみたいに。
何回も素振りをして手にいれたフォームは一生なくならない。30になっても同じフォームがある。
自分の型がないから自信を持てない。
素振りが足りないからフォームがなくその場しのぎになる。
反復練習がないからテストのときにあせる。大事なところでミスがでる。
たまたま結果が出るだけでもだめだ。周囲はだませても自分の心まではだませない。なによりフォームがないから安定しない。
今年の受験勉強が開幕した。模試が始まった。日曜日の自己採点結果を見ると点数はすこぶるいい。偏差値だけみたら悪くないだろう。自己目標偏差値を達成するものは多いだろう。たまたま結果がついてきたら自信は手に入れられるかもしれない。でもやっぱり一時的なものでしかない。とるべくしてとる、最後は内容の勝負になってくる。あなたはこれだけやった。あなたが通らなくて他にだれが通るの?と言いたくなるような子が毎年出てくる。そう自分に言えるくらいの練習内容が持てているだろうか。
自分の型をつくるんだ。
不動の型をつくるんだ。
それならたとえクラスが騒がしくても本に学んだらいい。
ロウソクの光さえあったなら、練習はどこでだってできるんだ。
「マイ・フォーム」(ドつづく) たまホームじゃないdesu。