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どうでもいい話(43)

どうでもいい話。続いても続かなくてもどうでもいい話。読者数がもっとも少ないこのシリーズをまた書こう。

勉強している本の厚さと成績は比例する。

昔大学で映画論を受講しようとした。講義初日にH教官が言った。年間で300本の映画を観るつもりのない人は受講しないでください、と。映画は好きだったがせいぜい年間100くらいしか観なかった。

それにヴォクはアルバイトに夢中であったので、時間がないことを考えすぐにあきらめ受講をやめた。

後悔している。フィルムのはじめだけでも観てみてもよかったかなと。量をこなさないと見えないものもあったかもしれないなと。

大学入試ともなると、暴論だが、いい本ほど分厚い。そういう本は普通はあまり売れない。

でもいい本のことを考えてみるとみな厚い。あの数学の黒い本も。あの英語の解釈の本も。あの英語の思考訓練の本も。あの現代文の本も。あの古文の本も。

アレコレやるより分厚い本を1ページ目から丹念に読み込んだ方が深い理解にいたることもあるんじゃないか。

3085安打の張本氏がテレヴィで話していた。選手のときにもっと練習していたらよかったと。ヤンキースのM選手もO選手の3分の1でも練習したならもっとすごい打者になってたんじゃないかと。

ヴォクのような凡人、ましてやいっかいの野球ファンにはわからぬ世界だが、やはり練習の量をこなしたものには勝てないのかもしれない。

どんなに質を追い求めても量をこなしている人にはかなわない(自分の昔の記事とコラボで)。