一番厚い夏がはじまる。第1波の今回は公立中学3年生編。
夏用の厚い本をみんなに手渡した。
春休みから理科、社会、英語の自学復習を始めた。結果も欲しかったからだ。これらの科目はやったらやっただけ正比例的に結果が出る。目に見えて努力が数字に現われる。
これら3科については予想を超えるくらいの伸びが3月(第0回)→4月(第1回)→6月(第2回)と回を追うごとに確認できた。ある子は理科の偏差値を40代から70くらいにまで上げた(以前にも記事の中で紹介したが「偏差値が40代でご~めんね」という悲しい(さま~ずばりの)俳句を詠んでくれていためっさ浅草系の子だ)。
塾生平均偏差値は5科64.8まで安定した。目標差異0.2。平均偏差値50代からはじまったこの学年、部活が終わり第2エンジン点火。一段とアツクなりそうだ。
模試だけでなく中間や期末試験で順位をさらに上げた子が多かったが、試験範囲票に突然中1、2内容が含まれていたというのも原因のひとつかな。試験範囲票を見てあせる必要がなかった。もうすっかり1、2年の復習が終わっていたのだから。
彼ら高校受験生たちにまだ伝えていないが、夏休みからは新たにいくつかの新しい自習の試み

を始める。
新しい自習(1)
理科・社会・英語は入試問題を解きながら、間違いをノートに写しもう一回解く。
名づけて「
もう一回、もう一回ノート」(もういっかい、もーいっかい~

)。
穴を探し補修し知識を固め、安定した得点源とする。教材は全国の公立の過去問。
新しい自習(2)
国語は毎日二文の要約文作成。問題を解くだけでなく、本文を要約することにより、追跡能力をト
レーニングする。考えて書くという最も面倒くさいことを毎日やる。要約ができていない場合は書き直し。
名づけて「
もう一回、もう一回ノート」(もういっかい、もーいっかい~

)。
教材は全国の公立の過去問。結果を出すために一番面倒くさいことをやる。
新しい自習(3)
数学は難問演習。理由がいまだにわからないが、とにかく平均偏差値が一番高くなっているこの科目。もう土台ができているので、差のつく難問(北辰第3回(7/19実施)で言えば一次関数の小問(3)とか図形問題など)に挑みながら思考力を養成する。教材は、『日日の演習』、『Highスタンダード演習』、『レベルアップ演習』など。はじめに解けなかった問題はノートに写してもう一回解く。
名づけて「
もう一回、もう一回ノート」(もういっかい、もーいっかい~

)。
どの科目も確認テストについては昨夜までに作成が完了した。この夏休みは国語の要約文をじっくり見たり、数学難問のヒントをつくったりと細かいところをネチネチと取り組む予定である。
最後に、
TOEICについても必要な子には自学練習プログラムをスタートさせスコアを伸ばしたい。ヴォク自身も受けるのでニンジンパワーでがむばります

まずは906の模試へ向けて、一番厚い夏がはじまる。
ほなね、すた、すた、…スタートライン(もういっかい奈々さんで

)。