今回も次回7月も全員受験。
きょうの会場模試がはじまる。
部活動や生徒会やクラブチームと両立させてやってきた中3の子たち。さすがにつよいぞ。
時間がないので朝勉している子。
勉強時間を確保するため趣味を1つ減らした子(エネルギーが減るから両立させろと言ったが勉強を趣味にするのでいいです!と言い返してきた子)。
しかし結果がすべてだ。
数字をとるんだ。
プレッシャーがかからない模試など試験ではない。
自分のプレッシャーに押しつぶされるようでは練習が足りない。
練習が足りないから自信が持てない。
復習1周がいまだに終わってない?
終わらせてないだけだ。
せめて次の模試までには予定通りに進めたらいい。
同じ生活同じ勉強法のままではだめだ。
工夫して改良してどんどんよくなれ。
前回は努力に比例する社会しか結果が出ていない。
きょうは5枚全部数字をつくってほしい。
入試当日も試験形式は同じだ。
結果が肝心だ。
模試で結果が出せなかったとしたら日々の練習ひいては日々の姿勢自体を見直す必要がある。
その根拠は次のようなことだ。
たとえば入試までに本の中の401問だけ解けるようになっておくだけで試験本番で80点中60点以上の得点をとることの見込めるすぐれた問題集と解説書があるとして。
「セルフラーニング◎◎」を身につけた者は毎日1題か2題だけとにかく解けるようにしてから寝るということをする。
飯を喰うとか風呂に入るとか洗濯物を洗うとかのささいな用事は当たり前として新聞配達をしながらでも部活動をやりながらでも、「セルフラーニング◎◎」がみについているというその一点がぶれないその独学者はとにもかくにも日々の一題を解けるようにし、問題に印をつけ、そうした後で寝る。
「済み」と印をした問題が自力で解けたというまさにそのことが次の日の一題に進むことの根拠となる。
「済まなかった」という文字はセルフラーナーの辞書には存在しない。
「済まない」というのはセルフラーナーにとっての自己否定であり、済まねば寝られぬという根気が彼の独学を支えている。
たった1年後、かくしてその独学者はその問題集一冊のすべての問題を自力で解決できるようになっており、年数に1、2年の余裕があるので趣味的に復習したり研究したりすることを許されている。
(1日くらいいいやと飛ばしたりパスしたり休んだりしなかったというただそれだけのことの継続によって、圧倒的な思考と知識がつくられていく。継続は力なり。)
入試本番では60点でよいところを満点近くまで得点したりすることができる。
日々の勝負に毎日勝ち続けた彼が模試のある1日だけ、入試のある1日だけ負けるわけがない。
だからヴォクが言おう。
模試や入試本番で結果を出したかったら日々の1題のノルマに勝て。
毎日、自分に克て。(そしてノルマを全部終えた後に好きな本を好きなだけ読め。本を読むかどうかが学習の成果に与える影響は計り知れない。)
セルフラーニング◎◎が身につくとはそういうことだ。