上尾市にある学習塾|光塾

セルフラーニング力の向上(12)

勉強ができる子は自分を律して勉強することができる。

勉強ができるようになるには独学がうまくならなければいけない。言われないとできないをいつまでも続けていても上昇の上限がやってくる。

だから独学ができるようになる方法を指導している。

セルフラーニングには完成形が存在する。

それについて書くのはまだ早いのだがちょこまかモードからいったん脱出。

今日の小学生(5年生)。勝手に数学を次の章までやってきていた。

課題が28章までだったところを自分の意思で29章までやってきていた。

同じ時間と同じ授業料(月謝)のまま、次の本を1週はやく手にした。数学も中2内容に入った。

ここだ。

毎週のように鉄人審査も受けている。中1の方程式、関数、図形。それぞれの分野が鉄人になっているのはもちろんうれしいことだが、別人になっていることはそのずっと上位の学習特性。

鉄人より別人

テツジンのうえにベツジンがいるんだ。

君はベツジンになっている。

長く、小学生のうちからあずかって毎回のように説教をしている。

本意ではないが結局グダグダと言っている。

禁句も何回も口にしてたまには飲めないのに夜もやもやして芋焼酎を口にしたこともある。意外にうまい。いやそうじゃなくて。

逆もあるんだな。

変わってる。

こちらの点は一瞬その変化に気づかないが習慣の脱皮はよくよく考えると形に見えない小さな小さな習慣の変化。

しかしそれは当の本人の意思の大きな変化によってのみ達成されたセルフラーニングの完成形。

きょうはおかげで水がうまい。

勝手に先へ進む○

来週きたら別人位「勝手にすすむ○が身についている」のことを伝えよう。二重丸でないことも。

中2生。

定期試験返却。5教科の得点記入。振り返りと今後の作戦記入。

日常のこと。この子もこの時間をとるのが9回目だ。

自己ベストが出るのはたしかにすこしだけうれしい。

それはてっとりばやく形に見える。

目に見える。

野球でいうところの記録だ。そして記録は確認して終わり。

ちょっと見では気づかないがいやでもちょっとよく見たらすぐにわかる変化があった。

いままでいつも足をひっぱっていたしのぎ教科を克服している。

ベツジンになっている。

自己ベスト更新を考え作戦を立てさあ実行しようってときに苦手教科(のようにみえていたもの)がいつも邪魔になっていたことだろう。足を引っ張っていた。

ひょっとしてセルフラーニング時にいつもそれから先にやっていたんじゃないか。

その証拠に最近はその教科がむしろ一番よい結果になっている。

これだ。

ヴォクの記憶が正しければあなたは苦手教科を得意教科に変えている。

それは過去9回遡って平均をとったエクセル君の記録まで戻ることで確認された。

記憶に残る変化をなしとげたね。

「苦手教科を得意教科に変える」という経験を積んでいるように見える。

どうやって成し遂げたのだろう。

今度会ったらコツを教えていただきたい。どんな覚悟を決めて実際どんな工夫をしたのだろう。

ヴォクはそれを新聞記者のようにメモしよう。

きょうのメモ

・ノルマを与えられたらその一歩先まで勝手に自分ノルマを設定せよ。

・苦手教科を見つけたらむしろ毎日それを練習せよ。(もしももがいて克服できたら一生役に立つ。いつだって苦手は起きる。)

勝手にすすむ◎のことも。

それを身につけている子が数名いる。将来の目標が明確にあるのは当たり前として、この子は毎週の単語のたかが確認テストでも毎回必ず満点をとる。満点でなかったことは記憶にない。

理由は彼女によればかんたんで、範囲になるずっと以前から電車の中で毎日それを暗記している制限時間トレインをしているからだ。

塾でテストが1401-1500だとしてもその確認以外に自分のノルマにそって毎日まいにち回している。

いま12周回目の日付がその用語集のページに書かれていた。

セルフラーニング◎を身につけている数名のうちの一人だ。

ひとたびこの段階までくると人にテストされようがされまいが自分で決めて自分でやるようになる。

テストされるところの暗記率が100%になるのは当たり前として次にいつどこがテストされてもいいようにどんどん固めてゆくことをしている。

どうやったらこのステージにいけるかといえばかんたんで勝手に決めて勝手に先を見ることだ。

一度先に行くと効果がわかる。喜びを知る。

半歩前に行ってみるだけでいいのだ。

最初は1問前でもいい。

年齢は関係ない。

やるか、やらないかしかない。

予習をする。

繰り返し予習しておく。

先に行けば余裕が生まれる。

自分のペースに持ち込める。

ほなね。