ヒカリ

DEEP RIVER 光

上尾市 桶川市 個別指導 学習塾 セルフラーニング光塾

目標の県内順位に到達した後に

模試で目標の県内順位に、5回目やっと届いた子が答案用紙をもってきてくれた。この子はいつも紙をきちんとたたみもってくることができる。

こんなによい順番をとってオールA判定でもかんたんなエラーがまだ含まれている。それは人にみせなくとも自分でわかるものだしコーチにみせたらなにやってんの!大丈夫か?とつっこまれるだけだとわかっているくせに彼はそれでも紙をもってきた。みているところがちがう。どなられるためにもってくる。

模試でみるのは順位、県内順位と全国順位だとはじめから伝えている。志望校内順位は入学後順位だと伝えている。校内20番以内に入りたいなら県内順位TOP100入りははじめの目標。

模試の順位は第0学期の定期試験順位だ。偏差値と判定より先に合計点と順位がある。なぜなら本番の合否判定は5教科の合計点順位だけで公平につけられるから。入試当日点で450点をこえていたら大丈夫と言える。

今回の結果を受けて目標順位を更新した。ついに新しいところをめざすことができる。

スタートの笛がなった。

前方にまだ人がたくさんいる。

プロの世界だったら負けだ。追いついてみたい。そこにいってはじめてみえるものがあるかもしれない。

いや、ある。

全県一位だった人にはそれが見えている。

目標順位は大学入試の定員から設定している。

中学を卒業するときにその件は伝え高校での目標順位設定の資としている。

だからいまは設定する順位はあくまで15歳までに追うストレッチ目標であり達成目標であった。

本人は喜んでいる様子はなかった。

通過点としか考えていないのだろう。

ヴォクが勝手に喜んだというまでの話。

次のステージへ向け、練習は続く。

順位ではなく単元の進捗や単元の過去問の得点率だけで普段はメニューを組んでいる。

その指導方針はこれからも変わらないが、入試までの残り期間だけはメンテナンス期とし高校内容の学習を進めるのをストップしよう。