上尾市 桶川市 個別指導 学習塾 セルフラーニング光塾

ランニングシューズを脱いだまま計算マラソンを走る子。

計算ミスチルという言葉がうちの塾で流行っている。

集中してなかったからミスしちゃいましたっ!って言い訳する。

こないだも書いたがプロは言い訳しない。千代の富士になれ。

ミスしちゃいましたっ!って、おまえはマラソンの谷口選手かっ!

インタビューで「靴が脱げちゃいました」(ミスなのにあくまでもさわやかに)の谷口かっ!

ミスをするのは集中力がチルから?

はぁ?

チラない方法を探したい?

違うよ~。1+1=3にも4にもなるくらい違うよ~。

靴をはかないで勝てるわけないよね?

計算も、靴をはかないと不利なの。

素足で走るのが不利なのと同じく計算もノートの正しい使い方ぬきじゃ不利なの。

計算が正しくできないのは集中していないからではない。文字の書き方に原因がある。

字をくっきりまっすぐ書く。斜めとか読みにくいのは問題外。靴を半分はいたまま走れる?半履きだよ?ひもがとれたまま走れる?プラスかマイナスかわかんない?ような計算はしてちゃだめよ。

ぼくたちは獲物を狙う雌ライオンよりずっと身体的に弱いんだから、一回でしとめるための正しい靴を持たなきゃ。集中するだけでもだめなの。どんなに集中しても0に何をかけても0だから。

靴をちゃんとはかないひとが一位になれるわけがないんよ。カールルイ子の靴はも~足と一体化してかんぺきでどこからが靴かわからないくらいだったよ(ルイ子?あ~ぼくの小学校のクラスメイトだけどなにか?)。

どんな方法?

まずルーズリーフをど真ん中で縦にふたつに折る。まっすぐよ。ななめとかだめよ。カーブとかシュートしてたらアウト。フォークもナイフもめっ!

左のスペースに計算してゆく。分数は2行ずつ使うんだっ。だいたい6とbを自分で間違うようではエラーはなくならない。間違いないっ。

純粋なミスなんてないんだ。すべてのエラーには原因がある。靴をはいてないとかね。

操作を自ら集中して間違ってるだけだ。靴ははきに戻るべきだったんだ。

計算エラーがあったら、そのエラーの行の真右に正しく解き直す(ルーズリーフの右ね)。(消しゴムは使わないし拾わない。←くどいよっ!CM終わってるから)

最後に計算エラーの原因を色ペンで書き、自分で自分に説明する。むしろ反省の誓いをする。

たとえば、

「靴が脱げたのに時間がもったいないからそのまま脱げたままぼくは走りました。嗚呼。次からは靴が脱げたらすぐに戻って靴をはきます。ぼく。」とか、

「分数の計算式なのに、分数の方程式を扱うときみたいに勝手に6倍していました。あたいは次からは計算式のときは勝手に6倍なんかしないで通分して解きます。あたい。」とか、

「-2(3x-3)を展開するときに-6xのあとは、(-2)*(-3)で+6だったのにまた-6としていました。なんでだろ~♪なんでだろ~、なんでだ、なんでだろ~♪のダンスを歌いたい気分です。かける時は符号はマイナスかけるマイナスだからプラスと言いながら計算します。オレ」みたいにね。

ほなね、すた、すた、……………スタート前にまず靴をはけっ。