俺は半端はひとっちゃすかん。
一個だけは誰にも負けないくらいになれ。
Hはスマッシュだけは200本連続でも失敗しない。
Heはファーストサーブがうまくてほとんど入る。
Liは足が速いからとにかくボールにうまく入って返球できる。
Beはラリーになればミスがない。何球でも打ち損じないでラリーを続けられる。
いいか、何か1つでいいから誰にも負けないところを見つけろ。それをとことん伸ばせ。
Bは脚が遅いがパワーがある。球のスピードでは誰にも負けるな。
Cはボレーだけはうまい。壁みたいにCの前のボールは全部ボレーされる。
Nはラケットを縦に使える。ボールがバウンドした直後の低い打点でも器用にライジングボールが打てるから小さな力で速いボールを返球できる。相手のボールが速ければ速いほどその力を利用して速い球を打ち返すことができる。
Oは駒みたいに軸がぶれない。軸がぶれないからフォームが安定してくずされない。コースに狙い通りに打ち返すことができるから相手を動かして疲れさせる。
コーチえのもとが見つけてくれる長所に各自が喜び一層そのポイントを伸ばした。
天才はたくさんのポイントでうまく総合力ではかなわなかったが、その1点だけなら負けないというのを2番手から5番手までは作っていった。
実際それは技術面の武器であるだけでなくテニスプレイヤーとしての自信になった。
俺はスマッシュだけは誰にも負けない。
スマッシュという競技はないけどもしあれば優勝できる。
だからスマッシュが決められるような試合運びをしよう。
スマッシュを決めるには敵にロブを上げさせるように配球すればいい。そのためにはボールをコートの奥の方に深く打っていこう。
相手を走らせて返すだけがせいいっぱいというようにボールを回していけばいい。
というように、自分がスマッシュを打つためにはそのためにどういうボール回しを作戦としていくか、特技を生かすための試合運びを考えた。
そしてそのポイントについての練習を集中的に行った。
打ち方やフォームは誰も結構似ていたが、試合運びには個性が出た。
得意なパターンに相手に持ち込まれると勝てない、そういうふうに思ったし、逆に自分の型に持ち込むにはどうしたらいいかと考えるようになった。
plus この日記にも何回か書いたがヴォクは高校時代大相撲を見ていた。相撲のある日は必ず見た。
録画機をもっていなくて大相撲ダイジェストを見ていた。
星取表をつけて、貴乃花を応援した。
大相撲関係の本はいっぱい持っているが中でも貴乃花の書かれた本は宝。何度も読み返している。
「365日24時間1分1秒が相撲が強くなるために費やされていた」という言葉は中でも、ディープ・インパクト。
ガチンコ大相撲という言葉が出てしまうほど大問題になっている。
ヴォクが見たいのはもちろんガチンコ大相撲。
ヴォクがあの頃毎晩見ていたのはガチンコ大相撲だった。鬼の形相を、ヴォクはあの頃見ていた。
エネルギーをもらっていたんだ。
plus 高校生が英検1級に合格していたということで合格証の写真がGmailされていた。小4から光に来ていて国語の要約ができるようになった小5の途中から英語を開始し小学生のうちに準2級、中学で準1は持っていた。高校ではこれがはじめての受験となった。
使用した単語集は入学時に手渡した『システム英単語 Premium(語源編)』。今までも語源から学ぶ正攻法の学習法できたがこの単語集はいまあるものではBESTと言える。自分で見つけた同語源の語彙を加えて自分だけの参考書にしている。
光推薦独学図書 システム英単語
彼女は英字新聞レベルがスラスラ読めるようになりたいというので速読速聴とTIMEも読んできた。
TOEICでも満点近くとる力はついているのではないかな。
次回初挑戦すると言っていた。
ほなね。