上尾市にある学習塾 セルフラーニング光塾

浦和 大宮 浦和第一女子 東大京大進学指導. 小学生, 中学生, 高校生のための私塾. 難関校進学の夢をあきらめないあなたを東大出身プロ講師がサポートします. 無学年式でいまの位置と志望校の入試をクリアする2地点をスロープ状階段状につなぐカリキュラムを利用して、セルフラーニングで勉強を進める個別指導学習塾 光塾は, 上尾市内の, 桶川市との境めにあります。

上尾市 桶川市 個別指導 学習塾 セルフラーニング光塾

電車代と真夏の鉢

3/10に合格発表が集中している。10日発表分の入試は先日終わっている。AB判定をとっての受験となったので、普段通りの力を出せたらというのがメンテナンス期の過ごし方となった。本番で「守りに入るな、攻めて攻めて攻めまくれ」がヴォクからのアドバイスとなった。
終わったばかりの問題を解いたり問題を解き直したりしながらダラダラと発表までの日々を過ごしている。直前期に念押しで繰り返した問題がたくさん出題されていた。そっちか!という感想の少ない今年のような入試は珍しかった。
余裕ができると必要以上の高地で練習を積むことができる。
しかし試験前に余裕があるのと、本番に余裕が持てることは必ずしも一致しない。
本番中に余裕が持てない展開になったときのことを想定して「攻めろ」ということを伝えた。
高校受験生も大学受験生も小学生の頃からずっと一緒に勉強してきた子たちばかりだ。
はじめてあったときの雑談も、小さいときの姿も記憶にあるが、今ではすっかり別人。
時の流れはあっという間だ。
このブログの左袖に載せている絵は赤ペンで採点後に小学生の頃のある受験生が教材に描いていたものだ。他にもその後たくさんの絵をいただいたが、はじめてこの絵を見つけたときの感動がやはり大きく、いちばんのお気に入りの絵だ。
その子がもう入試を終えた。
やっぱり速い。
この絵以外にも、「足音」の検索の窓に「絵」と入れるといっぱいの絵が見られる。
3/10の発表を前にひとつ書きたい。最近あまり書かなくなっている塾生のさらなる話。
東京都や千葉県から小学生にお越しいただいている。教室は上尾市にあるので60分、90分とかかるだろう。
ちょうど光塾を開いた年に春日部から週に3回通ってくる子が、塾に来てくれた。
この子もまた宿題をしなかったことがただの一度もなく、根性のかたまりみたいな子だった。
はじめの頃はこんなに遠い塾まで、一体全体どうしてきてくれるのだろうかと不思議に思うこともあったが、教室に入ってしまえば、できるささやかなことをしかし一生懸命にやった。
その子の目標を果たせたのかどうか、それはヴォクには全くわからない。
結果というのがたとえひとつでも、その子が持つ感想はいろいろあるだろう。
安全の問題もあるので保護者の方の送り迎えもあるだろう。
車にせよ電車にせよ、時間的にも経済的にもコストが余計にかかる。
塾生にとって、電車代は授業料に加算され塾の費用になる。
塾生にとって通学時間は授業の延長時間に他ならない。
電車ならたくさんのことを反復し暗記する貴重な学習時間となるだろう。
暗記ものはあるいは電車の中だけで完結することもあるだろう。
遠くても通ってみるというその気持ちに対して、ヴォクにできることはひとつしかない。
せっかくいただいた縁を大切にしたい。
どの授業のどの子の授業でも同じ気持ちでいたいものだが、1回の授業で持っている作法をすべてコンコンと伝えたい。
南浦和武蔵浦和、春日部、川越、川口、千葉県、東京都と遠いところから来ている子たちは教室に入った瞬間からもう、真夏の鉢のようでいる。
同じ水でも、一生懸命受けてくれる。説教の時間が少なくてすむ。その分を毎回実施している国語(説明、要約作文)の添削やたまった質問のヒント作成に回すことができる。Gmailなどを活用すれば風邪をひいて苦しかった後でも何かできることはあるかもしれない。
いや、何かではない。子どもが語ってくれた期限付きの「私の目標」を子どもは達成せねばならない。
ある小学生の子は「6年生までに準2級をとる」と書いていた。
カリキュラムも宿題もノルマも、セルフラーニングの計画もすべては戦略に沿ったものでスケジュールを組んでいる。
そこに到達するにはいつまでにどこまで行かないといけないかという現実的な計画がある。
芽には芽を、葉には葉を、真夏の鉢には、とっておきの水を用意したい。
plus 卒業する光子にお便りをいただいた。
許可をもらったのでそのままコピペ。
小学生の時にはじめて光にきたら、×をでっかく赤でつけなさいと言われた。たまたま全部マルばかりだったのにおこられた。あるときシャーペンにかざりがついてカチカチうるさかったり机を叩いて太鼓みたいにしたら、「うるさい!ここがどこか考えろ!!」って、怒鳴られた。だって、たとえば深夜に家の前をでかい声で歌いながら歩いている人がいたとしたら、気にならない人なんかいるのかなあ。いま思えば当たり前のことだ。解き直さないで赤で答えを写していたら、解き直しは消しゴム使わないで鉛筆でしょ!と言われた。それはできてない身についてない、赤で書くなと言われた。今はそうしていますよ。納得マルと会得マル使い分けています!!国語でわからない問題があったときに空白にしたまま提出したら、「空白はだめ、3回やったら次はもう見ない、光にも来なくていい。」て言われた。中学生になるときは自動継続だったはずまのに高校生になるときは一回塾は終わりと言われたのです。私はカンニングを一度もしていないし課題を3回忘れたらOUTというルールにも反していなかったのにどうしてかなあと思った。あとでわかった。勉強が自分でできるようになっているか確かめてみて!!自分の学習スタイルを振り返ってみて!!ということだったのかなあ。春休みたった1回くらいはそういう時間があったほうがいいということだったのかなあ。結局高1の春に戻ってきたときにはたしか「自分で勉強できるようになっているはず、なぜ来たいのか」と聞かれましたね。高校に入学して私はセルフ度が上がったのを実感できました。
今春、夢を実現する片道キップをいただきました。
今度は自分の力でつかみます、見ていてください。光せんせー、いままで7年間、ありがとうございました。