「思考訓練の場としての〜」はゴイスーだった。同時期に購入した『考える英文法』と合わせ没頭した。
「思考訓練の場としての〜」については前にも書いたが、速読速解とは別次元のものとして、多田しい[正しい]英文解釈の世界を堪能できるものであった。(多田先生は大江健三郎さんと同期だったと在学中に聞いて驚いた記憶がある。)
低学年から一緒に勉強していると小6、中1の頃には高校英語に入る。
中学の英文法を極めた後は、 Reading Master と題する長文読解をやっている。
A4用紙、1から2枚の用紙に英文が書いてあり、単語、熟語、文法、解釈をただクイズする。途中、良問のお茶の水の入試問題10年分もプログラムの中に入っている英文直読直解の基礎シリーズである。
1枚あたり平均20問答数で、1答に3秒以上かけてはならない。
速読のためにはそうすることが必要なのでそうしている。
それとは別に熟読味読の英文要約も扱っている。
こちらはどうでもいいことをカットしイイタイコトだけをささっとまとめる。
大学入試英語レベルではパラグラフリーディングが必要なのでそうしている。
直読直解の問答はプレッシャーがあるためか初めの頃は泣き出しそうになったり押し黙ったりする子が多い。
しばらくすると聞かれて3秒以内に正解不正解に関係なく答えるようになる。
1、2、3と数えられるのは気持ちのよいものではないかもしれないが、速く読むためには判断時間を短縮する高地トレーニングを積むよりほかに手立てがない。
plus 塾を初めて桶川市に開いた日に入会してきた小2生が間もなく高校生になる。
薬学を学びたいという希望を確認した。
それは何度聞いても変わっていない。
一言で薬学部といっても大学はたくさんありそれぞれ入試傾向は異なる。
教科の知識や技術といった本質的な部分とは別に入試問題の傾向と対策をしっかり抑えなければならない。
いろいろ調べ準備している。
大学入試まできっとあっという間だろう。
小2から今日までが一瞬だったように。
小さな自転車に乗る姿が目に焼き付いている。
ほなね。
plus
暗記に効くといわれるローズマリーが庭にある。
雨にも負けず大きく育っている。
いろんな花を咲かせるローズマリーの、香りが好き。
朝、水やり前に香りをかぐ。ああ。