ヒカリブログ

上尾市と桶川市の間にある学習塾光塾

森の早勉(1)

森勉の続き。

今回はセルフ勉の教科書の中の、森勉分野で、「全体像を早く見渡すハヤベン」という章だったね。

じゃあ桂馬飛びでSさんの後ろのドカベン君、読んでください。

(桂馬ってなんだろう。俺はSさんの後ろの席なんだけどなぁ。)

ドカベン:「(えへん。)「全体像を早く見渡すハヤベン」のまっきー。

全体を見通すのに例題をチマチマ見ていたら時間がかかって仕方がないし、最後まで行った頃に最初の方を忘れてしまうかも。

そこで練習題は解かずに本文や例題だけを通読するというセルフラーニングのやり方がある。

これは森勉の基本たる早勉である。早期につかむで早勉とも、スピーディーにつかむで速勉とも綴る。

例えば伊藤和夫先生の「英文解釈教室」。練習問題をすべて飛ばして本文や例文だけを読む。筆者の意図やチャプターのテーマを追跡することに注意を集中させて。

あるいは渡辺久夫先生の「親切な物理」も同じ。1000ページ以上もある(あきれるくらいに懇切丁寧親切な)物理的な書物のスピード通読を優先させ練習しないで理解だけを優先してみる。

あるいは数学のフォーカスゴールド。3000ページくらいもあるから全問味わってたら何年高校生をしてたらいいのだろう。テーマを絞って読み込み全体像を掴む。

森勉の基本がこの読み勉早勉である。

たとえるならバイキング(ウォーキング)に行って自分の好きそうなカニを見つけてそればかりを食べたい気がしても、念のためはじめにちょっとずつひとまわりは食べておく、ステーキもチャーハンも一応味見を兼ねて食べてみるのに似ている。

細部をじっくりやるのはぐっとこらえて二周目に回すようにしておく。

でもそういうのが嫌な人もいるだろう。

常に細部をマチマチと楽しみたい。(それ、チマチマです!)練習問題だってせっかく先生が用意されたものなのだから、飛ばしたりしないでゆっくり立ち止まって味わいたい、って。

カニのところでまいうー、って言いながら。

うーん、それは構わないけれど毎日3ページずつじっくり味わって通読が終わるのが約1年後かぁ。うーん、入試には間に合わないかもね。カニのコーナーのところを読んでいるときに模試ではもっと先の方まで出題されたりして。

じゃあ、こういうのはどうかに?

違うイメ図書(イメージ図書)(それは決して詳しくはないがイメージや写真や図でコンパクトにイメージを植え付けてくれる)で先に流れだけとらえるという仕方がある。こちらはゆっくり読んでも薄手ではやく終われるから。

飛ばさないで全部じっくり取り組んでも骨組みをつかめるように作られている参考書である。

そういう本で先に全体像をつかんでおいてから、主食に戻ってまたじっくり味わうというわけ。似顔絵をすばやく書くときなんかもはじめに全体の輪郭だけはパパって抑えるでしょう? そういう感じ?」

(キンコンカンコーン・・・)

「ああ、残念。今日はもうここまで。またね、またたびね、・・・、もふもふね。」

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↑物理学の独学独習図書