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改良回路(5)

高校生が物理と古典と数学の点数と平均点を教えてくれた。たとえ悪いときでもよいときでも判明する度すぐに教えていただける。こんなにありがたいことはない。総合順位(結果の個票)を見る前にすぐに次へ向けた作戦の微調整が可能になる。この子は物理の問題集「リードα」の解く順番を変えると話していた。

前にも書いたが、今年から中学部のMGHの基準項目を1つ増やした。

これまでは相対順位項目だけだった(自己ベスト学年順位を更新するとMGH表彰)。これも悪くはないが、他人との相対的な順位ばかりを問題にするのは課題点でもあった。

今年からは自分基準、満点差異を重視するべく、定期試験100点満点でもgh表彰しお祝いの握手(または粗品プレ)をするようにした。

日常、「満点をとるためには」という言葉を授業中に連発しているのに、実際に満点だったか否かの結果を評価しないのはスッキリしていなかったので、その点、まだはじめたばかりだが、わるくはないかなという気がしている。

まだ答案の返却は3割程度、今日が試験だった子や明日が試験だという子も多い。加須の子はいつものように中間試験自体がない。

各々、自分のベストに近い準備ができていたと思う。

結果がどうなるかは全くわからないが、460点であれ、475点であれ、490点であれ、495点であれ、500点満点でなかった部分に着目し、今回の準備の過程を次へつなげてゆきたい。

自分の弱かったところに着目し強化する道は次の成功につながっている。失敗はたくさんした方がいいが、次へ生かさなければ意味が小さくなってしまう。

各人の中で改良回路を作り上げ、満点に近づいてゆくことができますように。