エラーしやすい場所を知るのと成績は比例する。
賢明な学習者は自分がどこで間違えたのかを自己分析する。どのように間違えたのかを自分に対して説明できるようにする。
賢明な学習者は自分がなぜ間違えたのかを自己分析する。
間違え方や間違えた理由をマップの一部として把握していれば、次に同じことをする場合にエラーをする可能性は小さくなる。
だから、エラーが少なくなる。
エラーしやすいポイントに立ったときに、自分に話しかける。以前にこうやって考えて誤った。あのときの考え方はここの部分がいけなかった。たしかあのときはマップのこっちの間違えの道に進んで迷い込んだのだった。間違えマップにたしかにそう描かれてある。
今度はエラーでないはずのあっちの道を選択しよう、と。
エラーの経験、失敗の経験は、それをマッピングする(書き出して意識化させる)限りにおいて宝となる。
書き出していけばエラーが多ければ多いほど優れた地図ができてゆく。