塾生がインターハイチャンピオンになった。
そしてぼくはその子のスポーツと何の関係もなく一緒に勉強をしていた。
そのスポーツのパフォーマンスに何の貢献もしていないぼくに高校生がインターハイのお土産を買ってもってきてくださった。
インターハイはスポーツをやっている子なら誰でも思うことかもしれないが出られるだけでも名誉なこと。どんなプレイなのかヴォクが学生の頃は今のような見逃し配信までやってくれるような豪華な動画サイトもなかったので、せめて観てみたいうまくなりたいと思って電車で長い距離移動して見に行ったことを思い出す。
まさに理想のフォームという人。
変則的トリッキー、はじめて見る人間離れしたフォーム。
大学生や大人にしか見えない完成されているように見える人。
出るのは当たり前という勝つための練習をしてきている人。
このレベルに来るのは当たり前、勝つ、勝つ、勝つためにきているような人。
この子は進学トップ校に在籍しており学校にはその競技の部活がないため練習のための移動もあり練習時間がどうしても限られるそうだ。それを工夫と自覚的な自主練習でカバーして練習を重ねてきていての今大会の快挙。きっとコーチや練習仲間も喜んでいらっしゃることだろう。関係のないヴォクでさえうれしいのだから。ものすごい活躍で光での勉強の様子からはそのような動きができるだなんて、よもや想像もつかない。まだ終わりということではなく大学入試の共通テスト一週間前まで大きな大会が続くとのことを伺った。
映像で試合を観るのも面白いが、観ると自分もやっぱりやりたくなる。
練習は日々の継続、何年もかけてうまくなるための練習を続けて、勝つために練習を続けてきて、試合は一瞬の判断で勝敗が決まる。
一瞬の動きにプレイヤーの人生や思い、熱意が凝縮されているように感じられ、そこもスポーツの面白さだと思う。
インターハイのお土産を、ありがとうございました。