むかしヴォクが大学1年生だった頃、野矢茂樹先生の講義をとっていた。
当時、哲学に進むことを決めていてその300人くらいの大教室でヴォクは一番前の席で参加していた。
授業がおもしろかったのと評価が優でもなく良でもなく可だったことをいまでもたまに思い出す。
可はその1つだったので忘れたくても忘れにくい。
センター2001年国語の追試問題を久しぶりに読みながらなつかしく思い出した。
大学には研究するのがうまい先生と、野矢先生のように講義するのがうまい先生がいた。
研究の成果は本があれば読めるのだが、講義ならではのよさというのがまた別のところにあるような気がする。
CDとライブの違いと言えばいえようか。
それはさておき2001年の国語追試をはじめて見たときは驚いた。
大問2が阿佐田哲也の名前でも有名な人の作品『雀』だったので。