スピード(その3)〜亀トラの話(1)〜
まず進められるだけ進める。
見開き1ページくらいは根性で。
だんだん腰にくる。
なんか疲れてくる。
わからない問題にはまって止まりだす。お池にはまってさぁたいへん!
ジュースが出て来てこんにちは!
はなさん一緒にあそびましょーって。
・・・
どうしたら抜け出せるのだろう・・・この勉強砂漠から。
すとっーーーーっぷ!
進まなくていいの。
止まったところまでしっかりマーキングして本を閉じちゃうの。ここでとまった。
マーク、マークと。
だってもう泥沼なんだよね?
急に亀速になったんだよな?
じゃ、次いってみよー。
次?
そう、次の科目に本を変えるの。
わぁ、新鮮。またがんばろっと。
でもそんなことしてたら進まなくない?
いやぁいくら止まったとはいっても3ページか2ページくらいはすすんだよな?
な?
そのうち1ページがよくわがんねけどもとまってきたんだよな?
とどのつまり3歩進んで2歩下がったわけだ。
いいじゃん。
進んだことはすすんでる。
数学的に言えば(+3)+(-2)=+1 確実にプラっとる。
そんなに不満なら移ったとみせかけてまた次あっちの教科がとまったら戻ればいいさ。
今度こそ多めに進めるかもね。
大体人間の集中力なんてものは火事場でもない限りそう続かんて。
続かなくて普通なわけ。
だから亀速のパートを減らしてトラの速さで進めるパートを多めにしてみる、そういう方法も有効なんじゃないかなー、って。
スピード(4)〜亀トラ(2)〜へつづく