君は松井かイチローか?↑↑(書物の名で)
僕はヴォクです。みなさん、おはようございます。
3000本の雑記中、絶対を冠したマイナーリーグシリーズ、3話目。
難関入試を突破する人は難しい問題をたくさんやってて、
色々のパターンにあたってて、
様々の解法を知っていて、
知識がたくさんあって…という誤解(のようなもの)がある。
たとえば東京大に行く人なら『速読英単語』は必修編だけでなく上級編までやるんじゃないか、とか。
京都大に行く人ならチャート数学で黄色チャートだけでなく青チャートやチャートワイドや赤チャートまでやるんじゃないかとか。
なこたぁない(久し振りにタモリキャラで)。
まぁそれも受験勉強期にはあるかもしれないが、それ以上に違うのは基本の徹底の差、吸収の差なんじゃないか。
(逆に青チャートが解けない東大生はたくさんいるし、上級編の単語を知らない東大生だってたくさんいる。)
じゃあ、高1や中1や小5が受験に備えたいからってはじめからやはり難しい問題にドンドンあたってゆけばいいのか。
合格者や成功者に聴いてわかることがある。彼らはみな基本をおそろしく重視している。基本の一問を見逃さない。いつか類題で練習しようなんて考えてない。今、ここでその基本はマスターできるならした方がいいに決まってる。
基礎理論を絶対におろそかにしていない。
基礎の部分で心行くまで考えてる。
チャートなら黄色チャートでいい。難しい数学といえども基礎の積み重なりの上に存する。黄色チャートをガッチリガツガツになるまでやりこめばそれだけで難関大学(東大、京大)の入試にたえうるだけの基礎学力がつくものだ。難問をやるのはそれからで構わない。
本当にはやく実力をつけたいからと、あせってばかりいても仕方がない。足下の基礎を大事にしよう。
キョロ見ばかりしていないで基本を丁寧にやることだ。君がキョロ見してる間に、基礎を大事にする人は1日3題の基礎問題とじっくり格闘して考えて身につけてる。
ヴォクが絶対という言葉を使える数少ない項目の中に必ず入る。
実力がつくか否かをわける試金石は、どんなに難しい問題集をやるかにではなく、当たり前のこと、かんたんなことを本当に納得できるまで思考し、自力でできるまで考え徹底するかどうかの中にある。
かんたんにいえば、全問自力で○になるまでやるか、それだけなんよ。
差がつくのは塾に行っているかどうかによってじゃない。勉強なら独学でもできる。
差がつくのはチャレンジをやるかZ会をやるかによってでもない。いい教材なら売れるからほかにも本屋に置いてある。
差がつくのは、どの教材をやるかによってだけじゃない。世に生き残った本物の教材はどれもそれぞれが素晴らしいものだ。
実力養成の本当の鍵は、意外なところにある。もっと人間の性質に近いところにある。かんたんに入手できるその基礎の当たり前の本をどうやるかなんよ。しかも馬鹿にせずちゃんと自分の手と頭でやるかなんよ。
そういうことなんよ。
徹底的に基礎を強化するなら、どんな高みにだって届く応用力という名のタワーが築けるだろう。
高1生、中1生、小5生のうちに基礎をどれだけ丁寧にやれるか。
基礎をどれだけ深く自分のものにするか。
絶対学力は、かんたんなように見えるそれの中に隠れてる。
「試験で凡ミスしました。」
違うちがう。凡ミスは基礎を理解していないから起きるんよ。平凡なところが普段からわかってなかったの。なぜなら丸暗記しちゃっていて理屈を納得できてなかったから。だから凡ミスと呼ぶのは構わないが、それはケアレスミスなんかではない。
その証拠に、テストで間違ってちくしょ~って思った今なら同じ間違えはしないでしょう?
「本当は93でなく98でした。」
本当は本当に93ね。小さな問題を普段から馬鹿にしてとばしていたから、テストでも5点分、とんだんよ。
傍用問題集をなめんじゃねぇ!傍用問題集はなぁ、傍用問題集はなぁ、基礎が充実する良書じゃん?な?
難しいことをかんたんに解らせてくれる?本もいいが、基礎をおもいっきし本質的に掘り起こしてある本や問題集もいいよな。な!?(肩に手を回して仲間にしながらニッコリ)
基礎をチョ~大事にしながら丁寧にやるのもいいよな。
俺はそう考えてる。