Sunshine, New Horizon, New Crown, Treasure, Total English・・・と中1、2のヒカリっ子が中学校で使っている学校教科書はさまざまあるが、Progress In English 21はその詳しさではナンバー1かもしれない。
Progress 21 Book1の125ページには次のような記述がある。
「水、スープ、ジュースなど、そのままの形では個数を数えられない名詞を物質名詞という。」学校教科書で物質名詞についてコメントしている教科書はなかなかない。これはいい。
実際に、Lesson14の本文を見てみると、
ローラ、明日のピクニックの準備をしましょう。オーケー。私がストアーに行っていくつかの物を買いましょうか。はい、どうぞそうしてください。私は何を買いましょうか。私たちはホットドッグ用のいくつかのパンとデザート用のいくつかのりんごが必要です。ソーセージはいかがですか?私たちはいくつかのソーセージが必要ですか。いいえ、私たちはいくつかのソーセージを持っていますが、私たちはりんごをひとつも持っていません。オーケー。私たちはいくつかのパンといくつかのりんごが必要です。それで全部ですか。少しまって、ディアー。私たちはいくらかのマスタードも必要でしょう。私は私のホットドッグにマスタードは少しも欲しくありません。私たちはいくらかのケチャップはありますか。はい。私たちにはケチャップがいくらかありますが、ケビンはいくらかのマスタードを欲しがるでしょう。オーケー。私はいくつかのパンといくつかのりんごといくらかのマスタードを買う予定です。私たちにはハンバーガー用のいくらかの肉は必要でありませんか。いいえ、ディアー。私たちは料理しない予定です。私たちはただいくつかのホットドッグとサンドイッチを食べる予定です。パパとケビンは空腹にならないでしょうか。えーと、私たちはいくらかのポテトサラダも食べましょう。さあ、ストアーにどうぞ行ってください。ママ、私はいくらかお金が必要でしょう。オー、はいもちろん。どうぞ。そしてお釣りを忘れないでね。
とあり、物質名詞が、マスタード、ケチャップ、肉、ポテトサラダと繰り返し出てくる。具体的でわかりやすい。また、本文ではパンにbunsとわかりやすい形(数えられる名詞)をわざと使っている。このような細かい配慮により英語の初学者にとってわかりやすい形になっているのではないだろうか。いや、わかりやすいと思う。 と、まぁどうでもいい話でした。