自分の相撲がとれますように。
ひとり私立中の不合格者があった。彼はこの学校以外、受験しない。
挑戦する以上、合格もあれば不合格もある。それは当たり前のこと。なにも困ったことはない。
制度上、まだ同じ学校をこれから受験する。心の準備が出来ていたら、最終試験日の最終科目の最後の1分間まで粘り強く闘い、幸運を呼び込むこともあるだろう。
今彼がやるべきは、自分にできる頭と心の準備を続けることだ。
頭の準備とは、知識をさらに積み上げること。それは問題と格闘する武器となる。
心の準備とは、試験で自分の相撲をとる集中状態をつくるため、ゆっくりと落ち着けること。
難しい背反的な準備だが、やるしかない。
よく勉強し、よく休む。