解き方が思いつくまで粘ってみようとするのと成績は比例する。
数学の入試問題と言えども解答を読めば、(解説が詳しいものであれば)解き方はわかるものだ。大体の場合において。
ふむふむ、なるなるなるる~、な~るほど・ザ・ワールド!って何回解説ばかりを読んだところで、それだけでは数学が自分で解けるようにはならない。
ああでもないこうでもないそうでもないって、問題と格闘したのか?
髪の毛をかきむしりひっぱって考えたのか?
脳の力をギュギュって振り絞ったのか?
鉛筆をクルクルと動かしたのか?
わかることは全部くまなく書き出して調べたのか。
解答を見るから頭がよくなるわけじゃない。
解答に学ぶから思考の限界値が上がるわけじゃない。
限界まで自分ひとりで考えるんだ。それが限界を超える方法なのだから。
効率や要領なんかよりももっとずっと大切なことがある。