どうでもいい話。
嫌いな科目をがんばるのと成績は比例する。
好きでない科目を根性で頑張っている子がいる。
面倒くさいのでもうオブラートに包んだりしない。数学悪くはないよなんてごまかさない。
数学やるぜぃ!ぶっちゃけ数学が嫌いでも、克服すべくがっぷり四つに組んで勉強するぞ!と宣言して頑張っている。
嫌いだからだろうか、問題を解くのにも少し時間がかかるようで、朝方に新聞がポストに届くまでひたすら数学と格闘しているという。解説集の中のわからない行に線がたくさんひかれている。考えてもわからなかった問題しかウチでは質問してはいけないことになっている(ウチはそういうヒドイ塾)。解説のわからない行に線がたくさんひかれている。ひとりで格闘し、ひとりで思考した証だ。
得意科目をやる、長所をトコトン伸ばすのもいいだろう。しかし受験生である今、嫌いな科目から目を反らすことなく時間がたくさんかかっても闘っている。少しくらいゆっくりでもいい。結果はやった分だけ、進んだ分だけついてくる。プレッシャーなんか感じなくていい。むしろ課題を克服する経験を楽しめばいい。 課題のない人生なんてヒマ暇ひまだ。
やっても点数がついてこないのはたしかにきついだろう。
でもね、結果を出したときの喜びは倍。そして課題を克服した経験は大人になっても役立つ。
解説集の中のわからない行に線がたくさんひかれている。わるくない。