ヒカリ

DEEP RIVER 光

上尾市 桶川市 個別指導 学習塾 セルフラーニング光塾

失敗を次に繋げる。

1学期の中間試験で数学に失敗していた子がいた。5パーセントくらいはヴォクの責任だった。いや何パーセントだったかなどどうでもいい。とにかく失敗した。とある事情で通知票の5をとりにいこうとする場合に、次の期末試験では100点、もしくはどんなに悪くても90代後半の点数が必要であった。そのプレッシャーたるや相当なものであったろう。次の試験ではミスしてはいけない。計算ミスをしてはいけない。

「期末でリベンジします(パンチ)!」

その言葉を胸に、数学はとくに徹底的にやっていたようだ。ミスをしない計算方法をつくりあげ、それでもミスがあるときは原因を突き止め同じミスのないような計算方法に修正した。勘や運に左右されない正確な型をつくってきた。ピリピリの緊張が続いた。数学シフトをしいて数学を相手にするときは念入りに守備を固め、まさに念には念をいれていた。このはし渡るべからずの石橋の、はしも真ん中も叩いて渡った。ウイプラは全問解いて○にしていた。時計(ストップウォッチ)を見ながら、制限時間内で解くトレーニングも何回も積んでいた。

今日結果が判明した。

どうやら点数的には成功したらしい。いい点を見た。こんなに気持ちの安らぐ点数を見たのは久し振りだ。

通知票はまだわからないが、プレッシャーにうち勝ち素晴らしかった。さらに、他の教科もぬかりなく点数を揃えてきている。普通はエース級を数学戦にぶつけたら、ほかの試合は戦力が弱く不利になりがちなものだが、英国理社戦にも勝ったようだ。

失敗から学ぶということを実践している。後悔を次に繋げている。こういう子は強くなる。