国立大学の入試は教科・科目数が多い分、難しいという誤解(のようなもの)がある。そのような誤解(のようなもの)が多分にある。
いわく、わたしはあれがいやだから私立かな、と。
実際は難しくなるわけではない。単に、大学入試センター試験で受ける科目数が多いだけのことである(科目数は大学による)。
つまり、範囲が広くなるのであっても、深くなるわけではない。
野球の守備範囲にたとえるなら、ライトだけでなく、センターも守るのが、国立入試のプレイヤーである(センターだけに)。
私立大学への進学実績が目立ってよい高校も、進路指導でこの部分に留意し、私大コースへの早期誘導固定化をしなければ国立大学への合格は増える。
いまのような国立大学の入試制度はまだまだ続くであろう。
社会では地理、政経の活用がこの鍵となる。とくにセンター地理、センター政経が肝だということだ。センターを守れば何とかなりやすいというわけ。
教科選択の決定は大学受験生になってからでは遅め。中3、高1のうちに入試教科と配点票はよく見ておきたいものだ。
ほなね。