ヒカリブログ

上尾市にある学習塾光塾

作業速度

ウチの塾はよくも悪くも週1回制である。

受験生でなおかつ本人の志望校(受験校)までの距離が大きめとヴォクが判断する時期以外は、週に1回のレギュラー授業を組んでいる。したがって塾生の大部分は週に1回ウチに来て勉強している。

週1回にしているのにはワケがある。とっても単純なワケがある。

自学姿勢の獲得。

物事を「わかる」ようになるのに、人から教わるというのはめっさいい方法だ。手っ取り早い。

しかし、「教わっていないからできません」と言ってばかりでは、上の学校に進んだ後や、実社会に出た後に活躍できる人材になれない(かもしれない)。

ミヨウミマネで学習したり、他人や先輩や成功者のやり方を盗んだり、本に学んだりしながら自分の力でなんとかしようという姿勢を身につけておくことが肝心である。

自学をするようになるには、誰が手伝ってもならない。「勉強をやりなさい」と周りが言ってもまず効果はない。大抵の場合においてその言葉は逆の効果しかもたらすことはない。

週に1回、セルフラーニングの仕方をコーチしている。導入説明くらいはあるが、ほとんど指導員は解説をしない。読むのを聴いたり、解いているのをたまに見たり、テストしたり、採点したり、家庭学習の状況を見たりしているうちに子供は本に学ぶ。自分で自分に説明して自分で自分の答案を採点する。

ヴォクが授業中に重視するのは「作業速度」。

勉強の濃度といってもいいかもしれない。

125分の授業という濃い時間を過ごす。塾生は普段、家庭で独学しているときと塾の中で勉強しているときの両方の「作業速度」を無意識に比べることになる。

そういう比較を毎週しながら、家で一人きりで学習するときに、塾にいるときに勝るとも劣らぬ集中状態の「作業速度」を出すことができるのか!

一人で学ぶ時にも、塾で勉強するとき以上の集中モードに入り込めるのか、

そうして、実際に、高速の「作業速度」で、独学できるようになっているのか!

そういうことをテーマにしている。

(というような話は、ヴォクが一番重視していることであるが、はじめは塾生にもしていない。子供はたいていの場合、勝手にそれにいつか気がつく。時間がかかる場合もあれば、すぐに気づく場合もあるだろう。)

独学に必要なものは、あっちのブログでも書いたことがあるが(てゆうかくどくど書いた気がするが)、明確な目標意識と「わかりやすい本」である。

ヴォクの仕事時間の8割は本やプリントの準備にあてられている。残りの2割の中で予習や授業がある感じだ。

カリキュラムはこれまで書いたとおり、子供の受験校や子供の目標からの逆算。受験の夏の夏休みに過去問を解く。たくさん解く。子供の状況には合わせない。子供に合わせて間に合わなくなっても困る。子供の目標に合わせる。

そんなわけで、目標にあった、本というものが必要になる。日本の学習環境は、本・参考書・問題集が充実していて、適切に選択すれば、ほとんど独学も(高速の作業速度を持っていたら)可能であるとヴォクは個人的に(最近も)考えている。もちろん、学校の授業という最高の学習環境がある。それに加えて、本に学ぶという学習スタイルが有効な戦略の一つなのだ。

(リンクをはらせていただいている)英才さんも「書く速さ」について以前に書かれていたように記憶している。たとえば、この記事「大量に書く」などhttp://plaza.rakuten.co.jp/eizemi/diary/20090128/

そういった姿勢指導は、教科の知識を教えるということ以上にもしかしたら大切なのかもしれないとヴォクは感じている。