ゆったりと構えていて試験前にあせりがない。本当に試験前か?って周りがいいたくなるくらい落ち着いてる。試験前も普段も勉強量はあまり変わらない。試験前に試験勉強はあまりやらないが普段の勉強はきちんとしてる子。おそろしい。
試験中も落ち着いて自分にできることだけをゆったりとやり、着実に点をとり、ミスが少ない。こんな子はいとおそろしい。めっさツオイ。
学年順位は中1のはじめに120番だったのが、2学期には70番になり、3学期には40番になり、2年の1学期になると20番になる。高校に上がりトップ10に入るのはこういう子が多い。
驚くほどの成績アップなんかより、ヴォクから見たらこういう子の方が、ずっとオソロシイ。末恐ろしい。
成績が上がるとは本来こういうものであって、目からウロコの学習法で点数アップなんてのは大抵まず裏がある。そもそもそんなものがあったらみんなはじめからやるよ。
勉強なんて生まれたときからの努力の積み上げ。以上。
ヴォクはそういう(目からウロコのすごい)指導なんていささかも目指したことがない。3か月で高速で基礎だけを固めることは心がけるが、3か月で100番アップとかは(たまに勝手に意図せずおきるが)目指すもんではないよ。
いまヒカリっ子の中に、まさに時間が経てば経つほどじわりジワリとおばあちゃんのポタポタ焼きみたいに順位をあげている子たちがいる。難しい問題を前にしてもあきらめないし、また試験中に自分の力以上のもんを出そうと焦ることもしない。
コツコツと普段やってたのをそのまま出せば結果はついてくる。そういう世界の住人が増えてきているように思う。