日本語読解力(コラボ)
ぼくは国語イコール情報処理科目だといつも言ったり書いたりしている。
国語では背景知識や用語知識よりも、なにが書かれているかを正しく頭にインプットできるかを、まず第一に問う。
国語の点数はある日急に上がる。それまでずっと偏差値40ぐらいだった子が突然60になるような科目だ。
国語は知識科目ではないからこんなことがおきる。国語こそ、方法(イコール解法)を知らなければならない科目だ。
グッと上がるのはインプットの正しい仕方を知るときだ。
国語の解答は90パーセント以上の確率で本文の中に置いてある、と知るときにグッとあがる。
ひとことで言うなら、「解答者は探偵であり本文は証拠である」。
そのあとはアウトプットの差となるが、アウトプット能力(イコール表現力)をきちんと問うような立派な入試をやるところはまだまだ少ない。
かの赤虎さんは受験国語指導のポイントとして本文の50字要約をすすめていらした。
うちでも受験対策期に入り出す夏から、100字要約をやっている。50字要約はもっと難しい。
短くすればするほど難しいものだ。
ヴォクは要約の修行も兼ねて毎日短歌や俳句を別ブログで詠んでいる。腹筋だけでなく、こんなふうにして、アウトプット能力を鍛えている。
清水義範の国語入試問題必勝法(こんな名前だったかな)は必読の名著だが、小説文の読み方についてあんなに短く要約する方法をヴォクはほかに知らない。
その本にはめっさ長いながい小説を7字で要約する方法が書かれていた。高校時代にこれを読んで以来ぼくの国語偏差値は70くらいで安定し得点源となったのは単なる偶然ではなくバタフライ効果であると感じているヴォクなのです、みなさん新しい週の朝、いかがお過ごしでしょうか。
ほなねぇ
今日の一句:
♪ばたばたとバタフライやめ雨と猫
(名もなきヒカリ詩)
あっ、アウトプットを鍛えるったって、こんなんをひたすら詠んでるだけですがなにか?
lionさんとコラボ中:
日本語読解力(1)→「説明文からとりかかろう」
日本語読解力(2)→「ボキャブラリーを増やそう」
日本語読解力(3)→「作文を書こう」
日本語読解力(4)→「総合力を鍛えよう」
日本語読解力(5)→「国語を毎日勉強しよう」
コラボ(希望):
(英才さんの)読解問題の底なし沼(1)