上尾市にある学習塾|光塾

主体はどこにある?

主体はどこにある?

きちんとやる段階の子は、「○○が苦手だから○○をやりたい」とはっきり言う。これが主体的な学習だ。

ぼくは他を確かめて大丈夫なら、その子の言うとおりに○○を扱う。

○○も大丈夫になったら全体をプレテストする。

主体はどこにある?

きちんと進めたい子は、「○○が不安だからやりたい」「○○の問題集をかしてください」「○○のプリントください」みたいに言う。

本人が主体的なので塾のアシストが効果をあげやすい。

子供の主体性を待つ、引き出す、それが塾の仕事のひとつだと思う。

というようなことを書いていたら、とよのじっちゃんが、記事を書かれていた。

無断ですが、全文引用させていただきます。とよ爺さん、勝手にすみません。

引用ハジマリ

「塾とねじ回し」

塾に来れば、勉強が好きになり、勉強ができるようになると思っている人がいる。

もちろんそう思い込んでいる子供たちもいるし、親御さんもいる。

しかし塾では勉強が好きになる薬もできるようになる薬も売ってはいない。

どの塾もそんなにオールマイティなものではないのである。

よくチラシなどで、「必ずとか、絶対成績が上がります」というコピーを見ることがあるが、

私に言わせれば、それは誇大広告以外の何物でもない。

塾は薬を売っているところではなく、言わばトレーニングをして身体を鍛えるところなのである。

塾に通う子供たちは塾をうまく利用することによってはじめて効果が得られるのだ。

先日、私のお友達のヒカリ先生のブログにイチロー選手のことが書いてあったのだが、

イチロー選手が「バットの使い方」とか、「ボールの追いかけ方」などと言うのを聞いて、

私たちもヒットを量産できたり、もの凄いファインプレーができるようになるはずはない。

そういうプレーをするためには、苦しい練習をして、体力や技術を身に付けなければならない。

私が教えている数学だって、人が解いているのを見て自分が解けるようにはなるはずもない。

では、塾とは一体子供たちにとって何なのだろうか?

私はネジを締めるときに使う「ねじ回し」のようなものだと思っている。

ネジを留めるときに、ねじ回しを使う。

ネジには大きいものがあったり、小さいものがあったりするし、ねじ山が+型や-型もあったりする。

要するに目的に合わせて、いろいろなねじ回しを私たちは使いわけている。

同様に塾も学習目的に合わせて選ぶことが必要だ。

しかしねじ回しを買ってきて、ネジを並べておいたとしても、

最後は自分の手でネジは締めないと目的は達成されない。

力を込めて、ネジを回す人がいるから、素晴らしい仕事ができるのである。

ゆえに塾に成績を上げてもらおうと考えることをせず、

塾を最大限に利用して成績を上げようと思って欲しいのである。

子供たちがそう思ってくれた瞬間に大きな学習効果を勝ち得た例を

私は数え切れないくらいこの目で目撃してきているのだ。

塾には勉強が好きになる、勉強ができるようになる薬は売っていない。

塾はねじ回しであり、そのネジを力強く回すのは子供たち本人なのである。

とよ爺さんの記事、引用オワリ

また、lionlifeさんも、次のように書かれていた。無断ですが、引用させていただきます。lionlifeさん、勝手にすみません。

引用ハジマリ

★効果的な学習法とは? (前編)
誰だって「もっと楽に勉強できたら」と思うでしょう。

確かに「効果的な勉強法」という言葉は甘い響きをもっています。

しかし、よく考えないと自分を堕落させる道とつながってしまいます。

手間と時間をかけるからこそ理解が深まるのであって、最初から「楽」を求めたら、中身のないうすっぺらなものになってしまいます。

例えば、テスト勉強していくのに、わからないところがあったらすぐ質問をする人がいます。

確かに、わからなかったらすぐ聞けば、どんどん進んでいくので気持ちがいいでしょう。

時間も短縮できていいかもしれません。

でも、調べれば自分でもできるようなことまで人に聞くというのはどうでしょうか?

それでは、自分で学習する力がいつまでたっても養われることはありません。

また、テストに出そうなところだけ学習して、他は勉強しない人もいます。

そんなことでは、いつまでたっても成績は向上しません。

本当の意味での「効果的な学習」とは、自分と向き合い、自分の弱点を知り、その弱点を丹念に潰していくからこそ「最短コース」が生まれてくるのではないかと思います。

「効果的な学習」とは、「プリント一枚覚えりゃいい」というものではありません。

むしろ、そのプリント一枚に至るまでの道筋に「効果的な学習法」のヒントが隠されているのです。

最初に手間と時間をかけ、「これじゃダメだ」と否定したところから少しずつ始まっていくのです。

次第に学習法が成長し、弱点がより明確になってきて、その時はじめて「効果的な学習法」が身につくのです。

答えを丸写ししたり、ワークが完了しただけで満足しているようでは、とても「効果的な学習法の確立」へはたどり着けないと思います。

そろそろ私なりの結論を申し上げましょう。

効果的な学習法は一人一人違っているのです。

なぜなら、目標、現状の実力、性格がみんな違っているからです。

それぞれの目標に向かっていく最短コースの勉強というのが、最も効果的な学習法なのです。

しかし、新しい知識を学ぶときにわかりやすくすることは可能です。

その知識をどれだけわかりやすくするかによって知識の吸収力は変わってきます。

そういった導入の部分と、生徒それぞれの最短コースを客観的に見極め指導すること。

それが塾の大切な役割のひとつだと考えています。

(つづく)

引用オワリ

塾ブロガー同士で1つの話題について、示し合わせたわけでなくても、同じ土俵の上での記事を書きあったりできるのは、わるくないと僕は思うし、いろんな記事にアンテナを張ってくださる、「りんごアンテナ日記」さんや、「♪上機嫌でいこっと倉庫」さんは、ぼく(たち?)の思考の加速力を持っていると僕は思う。