ヒカリブログ

上尾市と桶川市の間にある学習塾光塾

定期試験学年一位(32)

連続で三期、四期、五期と学年一位をとると、まわりからのプレッシャーというものがいやおうなしに発生する。10人、20人の上位陣が彼、彼女に勝とうとして敬意をもって戦いを挑んで来る。「○○くん・○○さんに勝ちたい」、そんな声が学年の中を駆け抜ける。もはや何点とりたいとか、オール5がとりたいとかどうでもよくなるようだ。その人に一回でいいから勝って学年一位をとってみたい、そういう雰囲気になる。埼玉の場合は北辰テストで偏差値70を超えると名前が冊子に載るので噂のまわりはさらに加速するみたいだ。

そのプレッシャーに打ち勝つ当人にとってはその何度となく繰り返されるタイトル防衛戦がまたとない自己研鑽の修行となり、さらに力をつけてゆく。攻めて向かっていった試合に勝つよりも、守って勝つのが難しいのは多くのものの知る通りだ。どっしり守って勝ち続ける、そんな大横綱みたいな存在は稀有の輝きを放つ。

定期試験の学年一位は五番以内を狙おうかくらいの気迫ではまずとれない。一位は一位を狙って最後の最後まで鬼の形相でつめていかないとなかなかとれない。なるほど点数にしたら1位から10位までは10点や20点しか点数差はないかもしれない。しかしそれが470点から上の10点か20点なのだ。490と470の差は、390と370のそれとは価値が全く違う。試験の性質上、475から上の点をとるには全科目100を狙う必要が生じてくる。まぁ100をとらなくてよいのは、中学高校の定期試験なら国語くらいのものだろう。

英100数100理100社100国95で計495とか、その辺りに目標設定して戦いに臨まねばならぬチャンピオンは、試験前になるとプレッシャーがすごい。試合前夜は緊張から眠れなくなることもあるだろう。おなかもいたくなったりするんじゃないか。

プロ野球でも新人王には2年目のジンクスという影の言葉がつきまとう。

中1で年間タイトルをとったものにも次の年には2年目のジンクスという無言のプレッシャーがあるものだ。

こんなプレッシャーに打ち勝ち、つまらぬミスをひとつもせず、防衛したとき、強さに磨きがかかる。

今回、奪還を期する子は人並みならず毎晩がんばっていて、さらにまわりの子たちが「きっと彼・彼女がすごい点数で学年一位に返り咲くことだろう、でも勝ちたい」と、さらにがんばって戦いを挑んでくる。

学年一位を何期も連続でとった新人王がたった一度、一位をはずしたくらいでは周りの期待はいささかも小さくなることはない。

調子が悪かったんだろうが実力ではかなわない、そんな風に周りは考えむしろそのタイトルホルダーへの期待感は高まるばかりだ。イチローが年間200本打つことをもはやだれもが疑わないように。

学年一位には二種類ある。

年間に何回もそれをとり続ける大横綱の学年一位と、大横綱が不調のときに一位をとる学年一位。

どちらのタイプの横綱も目標達成者だ。

目標順位は一回とったら満足して終わるというものではない。人生が終わりなき旅であるのと同じく、定期試験もまた続いてゆく。

高ければ高い壁の方がのぼったとき気持ちいいもんさ~♪

自分の壁をのぼりつづけよう。

(今後この定期試験学年一位シリーズは、塾の日(毎月19日前後)に書きます。)

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