最近エンタ(番組名)がない。
どうでもいいですよー。
カレーだの野菜炒めだのなぜか記事のはじめに料理の話が出てくる。もしかしてヴォクは食いしん坊であるに三千点かけるバイどーーーん!ヴォクです。こんにち波〜。
でね、どこのお弁当屋さんにもある定番メニューってあるよね?
野菜炒めとか。
これをつくれば間違いない!っていうのってあるよな。
勉強法にもそういうのってもしかしてだけどー、あるんじゃないか?という話を書いてみたいので書いてみる。
意味のない宿題ってある。
ある高校が入試問題6セットのプリントを課題にしている。この春の出来事。
わからない問題があったところで解説はないだろう。
入学後に解答を渡すだけ。
解説でなく解答を渡すだけ。
まるで春の時間つぶしのように6セットもある。
きっとシーズンの終了後にはそのプリントたちはゴミ箱へ流れるだろう。
繰り返されることもなくさようならを言われる紙の山。
それだけの時間があったら高校の教科書を30ページ予習できるだろうに。参考書だったら解説を読んで理解することさえできただろうに。
どうせこたえのない問題を課すのなら素晴らしい本を読む方がまだずっといい。
と言いたくなったが、考えることの意味を伝えているに違いない。この名門校の先生が無駄な課題を課すなんて考えられない。問題はそういう問題を質問されたときにヒントを言うことがこの課題を出した先生の指導に反するということだけだ。考えるヒントとはよく言った言葉だが助けられずに解けという課題を前にヴォクはどうしたらいいのだろうと3秒間迷う。ヒントは出すか出さないかと。
かたやこの本は読んだ方がいい、とただ良書を紹介している学校もある。
一歩進んで二歩進んで良書を読んでその後はこうしなさいと細かくプログラムしている学校もある。
天声人語を写すのを課題にしている高校もある。
課題の出し方を見たら高校が生徒に求めているものがわかる。
パンフレットを見るより課題と参考書のラインナップを見た方が勉強環境はよほどよくわかる。
plus 独学の仕方。
わかるまで該当ページを読む。
繰り返し読む。
わからないときはゆっくり3回、5回、6回読む。
それでもわからないときは7回くらいゆっくり線を引きながら読む。
わかったらわかったことを自分の言葉にしてメモしておく。このだめ押しをしておくと次に時間をおいて、忘れそうな頃に復習するときに、理解し思い出すまでの時間を大きく短縮できる。
苦労してわかったことは副産物として記憶に残りやすい。
わかった!という感動のおかげで。
plus きょうの中学生物理
「mghのmとhは比例するということですっかりわかりました。今更なのですが、mg、mgって言いますがこのgをかけるとどうして力の大きさになるのですか?」
という質問だった。するどい。
運動方程式の「う」の字がわからないまま何問何十問といてみたところで、力学がモヤモヤして見えないままになるだろう。
ニュートンという人間は決めたのだ。
1[kg]の物体に1[m/ss]の加速度を生じさせる力の大きさをちょうど1[N]と約束すると。
加速度は 質量に反比例する。すなわち 質量の逆数に比例する。
1/m に比例し、F に比例するので、a=k×F/m (kは比例定数) と表せる。
このkをどういう値であるのかを求める代わりにニュートンは考えた。
k=1にして、a=1×F/m にしたらよいではないかと。
すると ma は ちょうど F[N]と(単純な単位で)表せて便利だ。
だから 力の大きさが ma [N] でよくなった。ニュートンのおかげで。
だから 重力の大きさが mg [N]で表せるようになった。ニュートンのおかげで。
結局、 k=1にしたときの力の大きさを決めたことによって、「1kgの物体が1m/ssの加速度で動いているときその物体には1Nの力が働いている」と言うことができるようになったのだ。
普通に、親切な参考書に書いてあることなのだが、読み落としていたということか。
たしかに親切な参考書には書いてあるが、ほとんどの物理の参考書では当たり前のこととして飛ばしてある。あるいは隠し味としているのかもしれない。(初学者が読むべき参考書は隠し味が種明かししてある参考書の方だということは言うまでもない。)
本を読むのはわかりが速くてよいが、わからない疑問だけはメモをしておいて、いつか違う本を読んだときに気づけばよい。周りに先人(先をやっている人)がいたら聞いてみたらよいだろう。
[N] という物理の力学のもっとも重要な単位ひとつとってみてもすっかり納得するということがどれだけ大切なことか。
問題を何問も解く前に考えるべきことがある。
基礎を理解するということだ。
実際問題としてNという単位を知って2、3年以内の初学者の中でNという単位の意味を説明できる人は100人中1、2人くらいしかいないと思う。
そこは覚えるようなところではない。
考えるということがどれだけ大切かを示すもっとも身近な例だとヴォクは思っている。
さて、定置網勉のシリーズをはじめよう。
慶応大、早大、立命館大、同志社大、東大、一橋大、お茶大、東工大、国立医学部などに進んだ卒生に勉強法を詳しく聴いたときのレジュメを見ながら書いてみる。喫茶店で一緒にパンか何か食べながら雑談の際にヴォクがtouchwriterやTeMoなどの手書き手帳にメモしていたものがある。
彼らは小学生のときにはヴォクが伝えた勉強法をただ真似していたが、中学高校と経験を重ねるにつれ自分流の勉強法を作り上げて合格していった。
そのような勉強法は参考書問題集と一緒に光塾の後輩たちに伝承されているものである。勉強法の中でとくにここが大事というものをこのシリーズ「網勉」にまとめてみようと思う。
暗記すべきことを深く暗記する方法、教科が得意になる方法がおそらく出てくることと思う。
(つづく)
plus きょうの中2理科の質問より
光子 : 酸化銅のことですが、どうしてボンドもないのにくっつくのですか?
光 : ボンドの代わりに電気の引力でくっつくよ。
まず電子が静電気のときみたいに銅から酸素に移動するんだ。
そしてプラスの銅とマイナスの酸素が引き合うということだね。
重力ではなく引力で考えられるよ。
ほなね。