きょうの国語。
きょうの光の現代文でははじめて大人の国語に入った小学生で、読み方の基礎をやった。
こんにちは、関係と構造、さようなら棒読み。
本文は全体を読み細部は全体の中で各箇所との関連をつきとめることで主張と根拠が浮かび上がってくるものだということの初回授業。
小学生はこういうことをじっくりできるのがいい。
1、強調
日本語を読解する際に主張と心の表現に分ける。心とはたとえば、「この映画をきっと見るだろう」における「きっと〜だろう」のようにそれだけでは何を言っているのかわからない気持ちを表す部分。
この心の表現の中に強調の表現がありそれによってどこを筆者が強調しているのかを読み解くことができる。
強調の中でもとくに重要な「否定+否定に続く内容の強調」を確認した。
2、主題
学校でやらないことが多いためほとんどの人は主題を意識せずに読んでいる。
そこで最低限、「は」、「も」、「こそ」、「とは」に着目するため印をつけて読み解く。主題は日本語では主語ではない。
英語では主語の継続を意識し代名詞主語は前の文の主語であるのを原則にするが、日本語現代文では主題は句点を超えていくため主題(何について)は省略されやすい。
よって主語が明示されにくい日本語の平安時代の古文読解のとき同様に「が」「は」を補って読む。
3、述語
自動詞,形容詞,形容動詞、存在の自動詞、移動の自動詞 、他動詞SがOにVする、変化などがあり、それぞれ英語の英語の2、英語のbe、英語の1、英語の3、などに近い。
ことを確認する。
このように光の現代文では文法と単語に基づいて正確に文章を読んでまずは一文一文の文法も確認し次に要約を行う。
plus
本人に許可をとっていないのだけどあまりにいい話だと思うので。
暗記の得意な子がいる。
用語を正確に書くことにおいてそのはずさない加減が正確な子がいる。
絶対に知っておかないといけないこと、それは教科書に載っている用語で入試範囲の用語で、他は間違ってもそこははずさない子がいる。
それでずっと聞こう聞こうと思っていて、ついに聞いた。
「でね、暗記ってどうやってやってるかな?」と。
とてもよいことを教えていただいた。
でもヴォクだけでとめておいて、塾生にだけこっそり教えてって、そんなところで勝負したくない。
それは書かせていただいて世界の一人でも多くの人がいいと思ったら真似してもらった方がいいので書かせていただく。
物事を覚えたい、覚え込みたいと願う学生のために。
「教科書を読んで、一問一答を自分でつくります。」
と言っていた。
あーー。
あーーーーー。
道理で。
いまやっとわかった。
そういうことをやっていたのか。
自分で作った問題と答えは絶対に外していなかったということだったか。
自問自答とまではよく考えることがあったか覚えたいことをクイズにして自分に出すという完全なる独学術を知った。
きょうのこと。(つづく)
Plus きょうの小学生。
『入試を勝ち抜く数学ワザ52 (高校への数学)』という本を持ってきていた。
ヴォクももちろん持っていたので並べてみた。
質問もないのに持ってきて机に置いていたのは一体どういう意図があったのだろう。不思議でならない。
彼女は趣味が参考書の問題を解くこと。ゲームやプログラミングも好きだがいちばん好きなのは問題を解くときにシャーペンを動かす自分とか言ってた。
うーん、なぞ。
さきにもちろんと書いたが、新刊はすぐ読む方だ。趣味だから。
今も新刊の40冊以上が予約注文になっている。amazon中毒者なのでアマゾンにしか頼まない。amazonの弱点は段ボールがたまること以外にヴォクにとってはない。
何社も注文先をわけてしまうとレシートをとっておいて種類に分けるのが大変というつまらない理由もあるけれど。でも税理士さんに正確にレシートを全部出すためにはかような単純という要素は注文先の多様性よりも優先されるのだ。そして余剰の時間を作り出し、ヴォクの強み、ヴォクの特技、コアに専念するのだ。(いや偉そうに書いているけど丸投げじゃん! 経理の丸投げじゃん! そこはDIYじゃないのね! )
amazonに書物のレビューも書くので注文や購入もできる限りアマゾンでしておきたいというのもある。
高校化学、高校物理、高校数学、高校英語、高校古典、そして小学生の独学の本が多い中、『中学歴史が面白いほどわかる本』はとくに楽しみにしている一冊だ(読む前に書くほど楽しみということ)。小中学生にとっての参考書は数がそもそも少ないので「中学の〜」というだけで高校の参考書の何倍も興味が増す。
「中学生からの大学講義」はめっさいい本。歴史は流れなので流れを教えるこういう本にも非常に興味がある。
一年使ってみてよかったら、「中学生からの大学講義」同様、hikari推薦独学図書指定とする。
新しいペンゲルインクボールペン「ユニボール シグノ 307」も楽しみでならない。
イメージ先行も甚だしいが妄想が膨らんでおり、極太の島桑軸のボディ、ネジ部含めて金具はブラックチタンでねじきり。20年使ってもびくともしない頑丈なものをイメージしている。嗚呼。