signoのブラウンブラックとマンダリンオレンジの2色、0.38をこの仕事中に使ってきて10年以上になったがいままで軸のよいものがなかなかなくて苦労した。せっかくのゲルインクだ、軸も手に馴染むものはないものかと。
自分で作ってみたが趣味の範囲では限界。かといって転職する予定はない。
やっぱ趣味を拡大してセルフで夜中の時間に自分の気に入ったピンクアイボリーを、、、ってやっぱりなぁ。
しかし木のペンをつくる職人さんに出会って運命が変わった。感謝。
ゲルという不思議なインクと木という組み合わせ。奇跡的な出会いだ。
ジェットストリームの替芯も改造することなくピンクアイボリーの木軸で使えるようになった。

コアウッドのカーリー杢はワイルド。
ワイルドカーリーだ。
天然の木の、そのままの色(着色なし)。
こんなのをつくってしまう職人さんがすごい。
プロゴルファー猿やー。
ここに木軸ペンがある。
木が育ってそれを木こりが切って職人が何年も待って準備ができたら木材を削ってつくって・・・気が遠くなるくらいの時間がかかって。
使う人は5年、10年とつかって木の変化を楽しめて。経年変化を味わえて。
縮み杢にうっとりして。
ときにこのまま漆塗りの中で保存したいくらいすばらしい杢。
黒くなっていくのを惜しむ気持ち。
シンダイのように長い間地中に眠っていた不思議な木もあって時間の不思議を思う。
木材博物館はよみやすい。
http://www.wood-museum.net/japanese_syllabary.php
いろんな杢を見るのが楽しすぎて。
ほなね。虎杢、ワイルドカーリー、ちぢみ杢。すきな杢はいろいろあるけれどちぢみ杢には目がない。