英語をかなり早めにはじめた小学生は啓隆社の『英作基本文例600』を、すこし早めにはじめた子は『英作基本文例480』をセルフ課題として毎週8〜15文ずつ暗誦している。暗誦とは言っても考えながら光速で作る要領なので正確にはシェフのおまかせまかない英文だけれども。
学校と同じペースではじめた子は本格的にはじめる時期を小6終わりの春からとしている。国語の土台がしっかり築けているなら、小6の春スタートでなんら問題ない。
自分で自分をテストしながら繰り返しくりかえしクリカエシ練習して、最終的に口頭試験でスラスラ言えて筆記試験でパパッと書けたらクリア。
途中に11段、14段の難所もあり一度とまると抜け出すのにかなりのエネルギーを要する。
きょうは480選の最終33段に挑戦する小学生が2人いる。
クリアすると英作文の基本マスターレベルとなる。
(今年からは)修了すると「英作基本文の鉄人」となり、記念に鉄人握手会開催か記念のズクの贈呈式の実施がある。
どうかなー。
今年中におわるとキリがいいなー。
でも33段は難しいんだよなー。
今年中はギリギリ無理かな。
いずれにしても、32段まで昇るまでのすこしの根性とたくさんの練習に敬意を表したい。
彼らは先週、漢字60段を修了し漢字の鉄人になっている。
合計1800の漢字や熟語が彼らになにをもたらすだろう。
逆に言葉がわからないと現代文も古文も英文も読みようがない。
http://selflearning.blog.so-net.ne.jp/
勉強の仕方を聞かれたので当たり前のしかし絶対やることだけを紙に書いた。
勉強に仕方など(もちろん)ない。自分のやりたいことをやるのが一番伸びる。
まず基本的なこととしてPLAY HARD OR GO HOMEの原則。中途半端はだめ。
聞かれればヴォクはこういうやり方をすすめている。
高校、大学の同期で大学2年間で13ヶ国語を受講、トレーニングしていた友人Eくん(何度か彼のことは書いた)からの影響が大きい。
1、解答解説を読み理解する。全文書き写しながらでもよい。
2、解説を見ないで自力で解き直す。(実行する人が少ないのでこれを習慣化するだけでも入試などでは十分にたたかえるようになるだろう。相対的にも。)
3、数日後に再度解き直す。(身につけたいなら繰り返しなさい。それは入試のためだけでなくあなた自身の納得の問題です。)
その他のささいなこと
1、問題集と鉛筆以外なにもないところでやる。携帯はスリープモード(iphoneのiOS6で言うところのおやすみモード)にして受信しない設定にする。カフェや図書館など外でなく自宅の自室でやるときはインターホンの線や電話FAX、携帯電話の類も切る。(うちはインターホンは電源を消し電話FAXはつないだことがない。起床後の6:00-12:00が勉強のコアタイムなので携帯電話はおやすみモード、飛行機モードにしている。)
そして場所は勉強に専念できるところがいい。(ヴォクも勉強の場所はいくつかつくってある。屋根付きの公園。24時間営業のファミレス(早朝から11時くらいまで客が少なく長居しても迷惑にならない)。購入前の本を二冊まで持ち込める書店の隣の空間にある行きつけの喫茶店(コーヒーいっぱいで4時間どころか蔦屋書店の参考書が無料で読み放題というゴイスな環境)。ほか、なぜかたまに猫のエサを頼まれる喫茶店など。)
2、声に出す。紙に書く。読む。録音して聴く。
3、睡眠を短くしないで普段通りとる。ぶどう糖をとる。
4、自分の限界まできちんとやる。
スイングは常にフルスイングする。
適当にやるのか、人が見ていないところでも自分の納得行くまできちんとやるのか、その二つの中で揺れ動く勉強という狭い世界の中でも後者を徹底的にやる人がいる。
それは14歳になってもしない人はしないのだけれど、する人は12歳でだろうと10歳でだろうときちんとやる。
それは毎日の心がけにより自らつくりだしてきた習慣的な姿勢である。
後者の姿勢を獲得した人というのは公立の学校に進もうと私立の学校に進もうとどんな環境に身をおいても自分でなんとかしようという軸を持っている。
毎日何を心掛けたら良いのか。
メモをとりなさい。いまいったことが繰り返し言えるのか。自信がないなら忘れないうちにメモしなさい。
わかることを書き出しなさい。白紙は禁止だ。
指示は一回で聴き取りなさい。質問は二回はしない。
指示のないときは自分で決めて進みなさい。待ってはいけない。
わからない指示を受けたら質問しなさい。困ったことがあったらだまっていてはいけない。
わかりにくいときも、兄にも親にも質問せず自分で本を調べて考えなさい。
そんなことを伝えた。
次回はたしてメモをとるだろうか。
話変わって、趣味の話も。