上尾市にある学習塾 セルフラーニング光塾

浦和 大宮 浦和第一女子 東大京大進学指導. 小学生, 中学生, 高校生のための私塾. 難関校進学の夢をあきらめないあなたをサポートします. 無学年式でいまの位置と志望校の入試をクリアする2地点をスロープ状階段状につなぐカリキュラムを利用して、セルフラーニングで勉強を進める個別指導学習塾 光塾は, 上尾市内の, 桶川市との境めにあります。

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闘え!採点マン

受験生とヴォクが闘えるときが年に一回だけ存在する。

ヴォクが受けた年の東大入試の問題を子どもが解くときだ。

他の30年分の入試問題と同じくその年の問題も毎年のように解いているが開くたびにビビビーと記憶が蘇る。

試験場にはさみを忘れ教科の選択のところに切り込みが入れられず前の席のとも君(親友)にはさみを借りたあの日にタイムワープする。

いつものように問題をぼーと眺め解き順をきめたあとの思考の流れが鮮明に蘇る。忘れられない入試問題とはこのことだ。

試験終了後庭で駿台がいつもくばっている手書きの解答速報を見る。

解答のグラフがまったくヴォクの書いたものと同じでそれどころか答えの数字までピタリと一致している。あの帰り道。

その日ヴォクは神田の安ホテルにまっすぐ戻らずにどこかの通りがかりの公園をぐるぐると歩き周りながら試験の問題のことを思い出していた。

そのときにふっと帰り、気がつくと今が採点している未来の今だったことにあわてる。

そうだった。

ヴォクが受けたモノホンなんだとはわざわざ子どもに言うことはない。

しかし添削しながらそれを解いた自分が重なる。

機械人間採点マンに戻って、採点する。

「点数がいい。ヴォクが負けたかー、ぐやぢいー」と思いながらも喜んでいる自分がいる。