今日の中3生。
全高入(全国高校入試問題正解)「分野別過去問」演習は4年目に入った。単元の学習は一通り終わっているので中3生のうち「セルフラーニング○」がみについている子は計画も自分で立てている。「週間予定を自分で立てる。」
「修正する。」が一部の子には認められる。
自学自習ができているかの(ヴォクのやっている)見極めのひとつに、たまに抜き打ちで学校の英語教科書本文が英語で書けるか確認するというのがある。スラスラとノーミスで書けていれば問題ない。
今日の中3生が立てていた月間計画書(分野別問題集総復習の3周目など)をいつものようにアイボに入力しながら驚いた。
夏休み以上のハイペースで組んでいたか。
やることは「同じ問題を3回以上復習すること。100点になるまでやること。」
100点をとるそのためだけにせっかく失敗できた問題を全部「もういっかいもういっかいノート」にファイルし解法を自分なりの仕方でまとめてある。
ヴォクは思った。
ヴォク自身が計画を代わりに組んだとして(他人の計画なのでどうしても週20時間分くらいのところでセーブしてしまうので)、この子が立てたものはその倍速近くになっている。
しかも自分の決めた分野順、期限切りである。
この計画書はこの子の(鉄のように堅い)目標意識そのものである。
(ひとはつよくねがったところまでちょうどとどく)
自分の決めたことをどれだけやりきれるか、それとも失敗するのか。
失敗したとしてどう立ち直そうともがくのか。
そういうところを見せてもらおう。
なんとかするかどうかはひとえにあなたの根性にかかっている。
分野の鉄人になるまでの道のりはたとえ一単元でも非常に困難で時間がかかるものだ。
しかしそれは一枚ずつ(文字通りの紙一枚ずつという意味において)反復して満点になるまであきらめずに取り組んでいけば達成可能なものだ。
一回目でダメでも二回目で駄目でも三回目でだめでも四回目がある。
五回目もある。
それでも到達できなくてもまだ六回、通算11回は挑戦する権利がある。
なにも失うものはない。
到達するかどうかは時間の問題でしかない。