ヒカリ

DEEP RIVER 光

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高3生、部活の最後の大会前につき。

敵軍G党の野球通wさんに紹介されて、われらが落合の野球解説YouTube動画を家のテレビに出力してみていた。こんな解説が家のテレビで見られたり、板Padに保存したりできるだなんて時代は少し便利になったものだ。いや、時代のせいにしてはいけない。人間の努力のたまものの恩恵を受けている。感謝。

でも、球場で観ていた頃の方がやっぱり熱かった。テレビの場合は、熱はWifiの子機の方にでも移ってしまうのだろう。子機は熱くなっている。やはり目の前で落合を見るときの熱さには及ばない。でも、いい動画だった。ありがとうございました。その後、なんとなく流れでJobs氏のKeyNoteをつかったプレゼンとミスチルによるビートルズと高校で三年間ヒップホップのダンスをしている高校生が案内状をくれた公演のパフォーマンスを観た。 ネット動画はレア、即時、安い(ほぼ全部無料)でびっくりする。 あ、藤内さま、スギちゃんも観ました。ワイルドだったぜぃ。

塾の話も。

今日の高3生は600選が終わるところに来た。速いペースだ。小学生のころからかぞえて、いったいいくつの例文をストックし続けてきたことだろう。ストックされた1000の英文は裏切らない。

この一生モノの書物が終わったら、英作文も英文解釈同様に集大成、いよいよ大学入試前最後の1冊になる。最後の1冊の最終候補となっている2冊(河合の古典的名著250(実質500ストック)とよくばり英作文400)を読み比べ彼には1週間でどちらか1つを選んでもらうように伝えてある。自分の相棒は自分で選んだ方がいい。彼がどちらを選ぶのか、すごく楽しみ。もちろんヴォクも選ばれたものをすべて一緒に覚える。課題を課すとはそういうことだと思っている。 英文の暗誦だが一見時間がかかるようにおもわれがちだが実際には効率の面でも優れている。 いくら文法という演繹ばかりを学んでも用例に学ぶという帰納的な部分が追いつかないと結果的には身につくのに時間を要してしまう。 覚えながら考えることもできるようになるものだと思う。 去年の中3生たちは全員600の英文を暗誦した。学校の教科書と塾の長文UNITに加えてだったがむしろ600文覚えてから英語がわかり出したといった感覚もあったのではないか。 区別がつかないけど力はついた。 今年はちょっとストック数を増やしてみている。ジョブズ氏の英語プレゼンが通訳なしで聴けたら楽しいだろうと思って。 暇な時間に覚えてみる作戦。 部活漬で暇な時間がない人は「ながら勉」でいいだろう。 風呂に入りながら、風呂に浸かって英語にも浸かってみたり。 ほか色々。なんとかしてやってみてほしい。

数学のスタ演の質問(京都大の空間図形の問題)があったが、深夜は頭が回転せずいつものように時間をかけてやっと解説にいたった。

彼からの質問はいつもよりは今日は多めだったかな。「速読英単語上級」ではIt so happens that節の構文について。英作文では前回は形容詞が複数あるときの並び順など、今回は副詞が複数あるときの並び順ほか10個くらいなどに関して。とくに語法は奥が深いので、iPadや電子辞書(オックスフォード英英,ケンブリッジ英英,ロングマン英英)など日英米6つの辞書を確認しながら用例を確認している。ネイティブの例文が見つからず預かりとする場合もある。部活が最後の?大会前ということで、過去問は渡すばかりで渡し続けている。夏休みにそれは調整されることだろう。

さすがに最後の県大会前だ。今回ばかりは微調節が必要だろう。漢文古文は小休止している。『最強の漢文』、『古文上達』、「実戦トレーニング古文単語600」、「Z会古文単語400」、「読み解き古文単語」、「桐原漢文句形」など昨年までにやっていてよかった。

受験大学の25年分の過去問をやるけれど、それはどんなことがあっても終わるだろう。今までも彼はそうしてきたし、今回もそうしないわけがない。そのことに何の疑いもない。

おまけ〜連絡帳にのせている引用の言葉からの孫引用〜 今日の名言1、 "So I inverted the 5 regrets, yielding a list of 5 commands Don't ignore your dreams; don't work too much; say what you think; cultivate friendships; be happy. which I then put at the top of the file I use as a todo list." (引用元) www.paulgraham.com 鶴丸の英語にはこういう類の話が一番多かった。 ニュース英語と福岡や鹿児島の古書街のペーパーバックなどから集められた珠玉のエッセイ集だった。 ヴォクは英語を鶴丸に学んだ。 鶴丸の教師たちは実力試験になると交代でペーパーバックや英字新聞などからとっておきのパッセージを切り抜いてオリジナルの設問をつけてそれを問題の一部にした。問題をたった1つだけ作成するのに2週間も4週間も、周到な準備がされていたことだろう。問題研究教務会の話は熱かったなぁ。この問題はいい、この問題はああしようこうしましょう、と彼ら巨人が話し合い叩き合いをしたという。 ヴォクはこの実力試験がいつも楽しみでならなかった。 なぜならそのたびに新しいストーリーやエッセイなどを読むことができたから。 それから過去の問題群はオリジナルの副教材として製本化され週に1回の長文読解の授業の教材となっていた。たとえば英語の教員自身が昔まだ鶴丸の学生だった頃に実力試験に出されて解いた長文問題(古い)なども編纂されており、その教師に教わる学生が読むことができた。 どれもこれも話が面白く鶴丸英語の愛情に満ちあふれていた。 鶴丸の学生はみな900の英文を暗誦し、喉がかれるくらいまで同じ長文を繰り返し音読した。 「解説は週に5分のくせに週に15文、全校生徒に暗誦させた。」ヴォクはこの方式のよさをいまになって感じている。 文武両道が校風で、当時は年に40人以上がぼくが進んだのと同じ大学に進学した。 今日の名言2、 「本当のところ、僕のヒジは限界を超えてるんです。 毎年、病院でレントゲンを撮りますけど、伸びない、曲がらないんですから、普通ならとても投げられるヒジじゃない。」 山本昌投手(プロ野球, たこみたいなフォームは必見) (引用元)スポーツ名言集(たこフォームほか) http://number.bunshun.jp/articles/-/89826 ほなね。すた、すた、・・・。 最後に、部活のある子にいつも言っていること。 時間は限られているのでいつもより2倍勉強することは少し難しい。しかしいつもよりいい方法で勉強して、いつもより集中して勉強することで、質を高めることができる。勉強量ではなかなか3倍も差はつかぬが、勉強質で10倍の差がつくことはある。