今日の中学生(受験生格闘mode)。
帰りがけに質問があった。この帰りがけというのがいい。
人はたいてい一番肝心のことをまるでふと思い出したかのように、あ、そういえば・・・と帰りがけに尋ねることがある。古畑任三郎みたいに。
今日も、HTの来期の打順構想に関わる肝心の話がきたか、ついにきたのか? とヴォク、予測して、
目を瞑り、
前かがみになって。(頭の中に城島選手とマートン選手と元阪神スタメン4番新庄選手を思い浮かべながら)
(暗闇の中から)「せんせー、かんぺき最新問題集には2年版というのがあるのですか。」
(ずこーーーっ)お!よく知ってるね。(目を見開いて)
どこかで見たのかな?(真正面からガン見)
「学校で前の席の子が持っていました。」(ニヤリ)
いいねー。おそろだねー。で、4番打者なんだけどさぁ・・・。あ、電車の時間かぁ。またね。
(新庄選手はずっと同じグローブ(グラブ?)を使っていたと聞いたことがある。そして彼は毎日かんぺきと格闘している。一問を解きつぶす。全高入を5年分やるか、8年分やるか、それは習得度が決めること。)
「練習のプログラムを試合より数倍厳しくすれば、本番が物理的にも精神的にも楽になることを学んだ。」 マルチナ・ナブラチロワ (テニス)
話は変わるが、難関校入試対策の入り口として『塾で教える高校入試数学 塾技100』はすごくいい本だと思った。とくに難関私立高校の入試数学や東京、神奈川の自校作成独自入試数学対策を独学独習で進めるのにもよさそうだ。平面図形はもちろんのこと、空間図形までたっぷり扱っているのがユニーク。ドパターンの定番問題をはずしていない。
数学で100といえば、「JUST100」, 代ゼミの「グレード別」シリーズなど名著揃い。
100という数は少ないと多いのはざまで網羅性や完結性をも満足する不思議な数であることだなぁ。