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どうでもいい花波詩(135)

どうでもいい花波詩。

そのページを確認する回数と学力は比例する。

忘れたからとページを見る。

悔しいものだ。

忘れるは覚えた後にしか生じない。せっかく前に読んだというのにどうして忘れたのだろう。

悔しいなぁ。

でもたくさん忘れていたら次に覚えられる可能性が高まる。

忘れる以上にページを見るうち忘れていることがどんどん少なくなってゆく。

高校生が「古文上達」と「最強の漢文」を一周した。ここまでは毎週1章のペースだった。精読は時間がかかるが、2周目からが速い。

すでに理解している文章なのでこれからは毎日10分1章を2回黙読、音読ペースで復習できる。

週速1章だったのが7倍速の週速7章になる。55章ものの本ならまた55日後に復習することができる。

知らないことがあれば調べてその場で再度インプットできる。今回アウトプットできなかった知識でも次はアウトプットしやすい明快な形でインプットするよう脳にオーダーできる。

「読み解き古文単語」や「速読英熟語」「ソクタン必修第4版」もそうだが、毎日1章ずつ上塗りを日課とするうちに知識が身に着くようになる。

覚えて忘れたその後が、最も覚えやすいときでもある。