ヒカリブログ

上尾市にある学習塾光塾

試験範囲がぐじゃぐじゃな件。

試験範囲がぐじゃぐじゃな件。

小学生が今日質問してきた08年鎌倉◯園高校の順列の問題を見ていてふと思った。

問題

K,A,M,A,G,A,K,Uの8文字があります。

(1) 異なる並べ方は何通りですか。

(2)必ず母音と子音が交互になっている並べ方は何通りですか。

(3)MとGの間に必ず2文字入っている並べ方は何通りですか。

まぁ、この問題もまた、高1で習う場合の数の知識(例えば(1)は同じものを含む順列8!/3!2!)を使えばすぐに解けるのだろうが、そういうものを習っていない(ことになっている)中3生が受験する私学の高校入試の問題ではこういう出題が非常に多い。むしろ教科書範囲だけで作問している学校を探すほうが至難のわざだ。

たしかにその公式を知らなくても、順列や組み合わせの知識があれば解答は可能なのだろうが、中学の教科書に順列Pや組合せCが載っているはずもなく(文末なのになんとなく連用形で違和感を表現してみる)。

たしかに順列や組合せの公式を自力で導くことができないわけでもない。

でも初学者がそれを教科書範囲の知識のみから導くのに、一体どれほどの時間を要することだろう。何年かかるだろう。要するに入試問題の大部分は履修範囲を逸脱している。

いったい、文科省の指導要領や教科書検定は何のためにあるのだろう・・・という問題提議をするつもりは毛頭なく。

それは今にはじまったことではなく、もう何十年も続いていること。

先の方で習う知識があれば入試問題が楽に解きやすくなることは紛いのない事実としてほとんど誰もが認識している。

そういえば、先の大学入試センター試験の数学でも普通に3項間漸化式の問題が出題されていた。

国の試験からしてこうなのだ。要するに、指導要領を(受験生が)重んじてはいけないということだ。

というわけで予習はしすぎても入試で無駄になることは少ない、とふと思ったので書いてみた。