入試前に不安になることも時にはあるだろう。はたして自分の力が出せるだろうか、と。
例えば試験の倍率は人を不安にさせるに充分な材料だ。
でも終わってみれば実力通りに結果がなることがほとんどだったりする。なぜだろう。
通ったら実力があったから。
実力があったのは練習を重ねたから。
練習を重ねたのはうまくなりたかったから。
うまくなりたかったのはうまくなりたかったから。
そう考えてみたら気が楽になるかもしれない。
結果は後から自ずとついてくるものだ。今できることは練習しかない。今日の練習と明日の練習が積み重なって、実力となっているのだ。実力をつけるのに近道なんてない。目には見えないけれど、実力は確かに1つずつ積み重なりながら身についているものであり、試験の本番においても、そのこびりついた実力たちはなかばオートマティックにあなたの助けとなってくれるだろう。