ついに伝えた。国語の秘技を。
シャッフル・シャッフル(腰に手をあてて汽車ポッポのポーズで)。
名付けて、忍法「4漢字→3和歌や古文→2論説文→1小説文の順番に解く術」(なげ~しっ!)。
大問番号の反対からの解答順になるので心理的な抵抗があり、(秩序を重んじる)普通の子はつい、大問1→2→3→4というありふれた順番で解いてしまうものだ。
しかし小説・物語文によくある心情を問う問題では、答えが本文中になく行間にしかなかったりする…。行間を読まなければならない。ウリード・ビトウィーン・ザ・ラインズしなければならない。従って、解いた後になんとなくアンニュイ感が残り精神的にあまりよろしくない。テスト後半、己の自信値を高いレボーで維持しにくかったりする。
論説文を解くときにまで小説文の問題が気になったりしてしまいがちだ。
そこで、そこでだ。
先に知識問題と説明文を解く。説明文なら解答はすべて本文中にある。ウリード・オン・ザ・ラインでいい。根拠は本文の中にある。答えはこの中に。アンニュイ感が残らない。
しかも、知識問題は時間をくわないため、めっさ素早く解いて余りの時間をたっぷりと、たっぷらと、どんぶりこ小説に回せる。これなら時計の針を見ながらじっくり考えることができる。あと20分もあるぜぃ!みたいな。余裕だぜぃ、て~き~な~。
選択肢の吟味もゆっくりとできるし、何しろ後にひかない。
ふっ。
(早速、わが塾家に先祖一代(一代?)伝わるこの秘技をつかって、問題を解いてみた。)
(…45分後…)
ヒカリっ子に聞いてみた。
ヒカリ:「今日の解答順は、どうだったかな?」
子:「…あまり変わりませんでした。」(小さめの声でボソリ)
…ということです。はい。
次、いってみよ~(イカリヤで)!
ほなね。すた、すた、・・・獅子舞塾のはじまり。